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「どうする家康」ムロツヨシ、秀吉役で「ばれないようにピエロになる」

ムロツヨシ演じる秀吉
ムロツヨシ演じる秀吉 - (C)NHK

 松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜、NHK総合夜8時~ほか)で豊臣秀吉(羽柴秀吉)を演じるムロツヨシが、13日・第31回放送後に公開されたドラマの公式サイトのインタビュー動画内で、秀吉の魅力についてコメントを寄せた。視聴者からの「秀吉が一番怖い」という声に「(ネットに)やっぱり書かれてるんですか? 明日から急に好かれる秀吉をやりますよ(笑)。エゴサーチはそんなにしませんが、『本当に大嫌い(褒め言葉)』という情報は、入ってくる入ってくる」と話している。

【画像】恐ろしすぎる“ダークピエロ”秀吉

 第31回「史上最大の決戦」では織田信長の妹・お市(北川景子)を死に追いやった秀吉に家康(松本)が激怒。秀吉に安土城を追放された信長の次男・信雄(浜野謙太)に泣きつかれた家康は、本多正信(松山ケンイチ)の日ノ本全土を巻き込む壮大な作戦をもって、10万を超える秀吉軍との戦いに挑む決意をする。しかし、その策も秀吉に封じられ、ピンチに追い込まれる。

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 ムロにとって大河ドラマの出演は3度目。2012年放送の「平清盛」、2017年の「おんな城主 直虎」以来、6年ぶり。「今作の秀吉の魅力は、野心だと思います」とムロ。秀吉を“ピエロ”と表現しながら、その理由を述べる。

 「最初は信長様を助け、信長様の信頼を勝ち取ることが、秀吉の“生き様”だった訳ですが、それを全うしようとしていた中、信長様が突然いなくなる。それで秀吉は変わらざるを得なかったといいますか……(信長がいなくなった)現実を受け止めたときに、改めて自分の野心との向き合い方が変わってきたのかなと思います。“信長様のために何が出来るか”という一途な野心から、変化していく。秀吉がどこまで前に出て行くのか……という今後の展開を今撮影しているところです。秀吉は相当頭が良かったし、相当頭の悪いフリをしてきたなと。邪魔な者は敵対し、悪く言えばずるく、よく言えば計算高いことをして、周りが自分に盾つかないようにしたり。盾つく者がいれば、計算ずくで勝てる戦いをする。アホになって、皆の前でわちゃわちゃして、わざと冷静に考えている部分をひた隠している。ばれないようにピエロになる。かっこいいですけど、その道化っぷりは、あまり皆から好かれないピエロで……それがまた面白いなと思っています。

 今後の展開について「“ダークピエロ”が天下を取ってごらんなさい、そんな時代怖いですよ……ということを皆さんに見て頂けたら嬉しいです。第31回はその始まりの回になったかなと思います」と視聴者に呼び掛けている。(編集部・石井百合子)

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