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スティーヴィー・ワンダー、「ゲイの人は性的指向が混乱しているだけ」とのコメントを謝罪

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男女間でも同性間でも愛に変わりはない! - スティーヴィー・ワンダー
男女間でも同性間でも愛に変わりはない! - スティーヴィー・ワンダー - F Micelotta / American Idol 2009 / Getty Images

 スティーヴィー・ワンダーがイギリスのThe Guardian紙のインタビューで「ゲイの人は性的指向が混乱しているだけ」とコメントしたことを謝罪した。

 最初に愛した人は男性だったことを7月に明かしたラップ・グループ“オッド・フューチャー”のフランク・オーシャンだが、彼がゲイであることに驚きを感じたかと聞かれたスティーヴィーは、「正直、ゲイだと思っている人の中には混乱している人がいると思う。人は親密さを愛と取り違えたりするし、何かしらの絆を感じたりする。ゲイの人全員が混乱しているとは言っていないよ。同性の相手と一緒になることを欲する人もいるだろう」とコメントしている。

 これに対し、彼を無知だと非難する声も多く聞かれ、スティーヴィーはすぐに謝罪。「世界中を見ても僕以上に愛の力を提唱している人はいない。男女間であろうとも、男性同士、女性同士であろうとも愛に変わりはない。僕は世界にはもっと愛が必要だということに混乱はしていない。憎悪、偏見、差別などをなくし、より平和に、もっと理解し合い、一体となるべきだ」とThe Advocateなど複数のメディアに声明を出した。

 Huffington Postによると、allhiphop.comの創設者であるチャック・クリークムアは、カミングアウトしたオーシャンの勇気を称え、ヒップホップ界も寛容になったとコメント。「数年前だったら、彼のコメントは歌手生命の終わりになるものだったが、今なら彼のキャリアのスタート地点を飾るものになるだろう」と語っている。(澤田理沙)

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