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ういらぶ。 (2018):映画短評

ういらぶ。 (2018)

2018年11月9日公開 100分

ういらぶ。
(C) 2018『ういらぶ。』製作委員会 (C) 星森ゆきも/小学館
くれい響

映画のセオリーを超えた、キラキラ映画の新しい在り方

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

「DAISUKI!」ばりにアイキャッチで叫ばれるタイトルに、登場人物を絞りに絞り“トメ”となるベテラン俳優が存在しないクレジット。映画のセオリーを超えて、ある意味バラエティな作りだが、少女マンガ原作のキラキラ映画も、ここまでフッ切って作ってくれれば、逆に清々しいってもの。平野紫耀演じる凛は、ドラマ「花のち晴れ」の延長線上になる妄想力たくましいSキャラだけに、そのどハマり具合に平野担は満足だろう。桜井日奈子も『ママレード・ボーイ』よりも無理がなくて好印象。若干無理あるエピソードの詰め込み感が、逆にリズム感を出しており、ツッコミを入れながらも、しっかり観れてしまう不思議な一本。

この短評にはネタバレを含んでいます
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