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SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班 (2017):映画短評

SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班 (2017)

2018年8月18日公開 118分

SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 4

山縣みどり

テロリストが真似したら?と見終わってもドキドキ

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

交通渋滞中のトンネルを封鎖する大胆極まる攻撃に出た悪党集団と香港警察の爆弾処理班エースの攻防劇だが、単なるアクションではない。男の友情やロマンス、父子愛、市民を守る警察官としての心構えなどなどの感動ポイントが点在していて、いちいち胸にグッとくる香港映画らしい仕上がりだ。また悪党が爆弾を武器にするタイプなので、ド派手な爆発シーンも満載。アンディ・ラウ演じる主人公は常に危険を背負いながらも、愛にもまっすぐという設定で女性ファンの目をハートにするシーンも用意されている。しかし、物語の核となるトンネル封鎖攻撃には、心底ゾゾゾッ。自爆覚悟のテロリストが真似したら、大変な数の犠牲者が出るのは間違いない。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

香港映画の醍醐味がギュッと凝縮!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

香港島と九龍半島を繋ぐ、海底トンネルがロケーションのありそうでなかったパニック大作。アンディ・ラウしか演じられない主人公のキャラに、顔力が圧倒的なバイプレイヤー。さらに、時に容赦ないストーリーの顛末に、時に尋常じゃない熱量を放つ過剰演出…。極悪テロ集団の首領役がチアン・ウェンじゃなく、実弟のチアン・ウーが醸し出す小者感や、爆弾処理のプロにしては成功率低めなツッコミまでも持ち味になっている。香港映画ファンにとって、懐かしくもアリ、ツボを突きまくるが、職人監督ハーマン・ヤウにとっても最高傑作といえる極上の仕上がりだけに、いろいろと“意味ある広東語版”で堪能したい!

この短評にはネタバレを含んでいます
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