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終わった人 (2018):映画短評

終わった人 (2018)

2018年6月9日公開 125分

終わった人
(C) 2018「終わった人」製作委員会
相馬 学

バランスの良い視点で描かれる卒婚コメディ

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 “卒婚”という社会現象の一例として興味深いものを覚えると同時に、ユーモアやヒューマニズムを体感できるコメディを楽しんだ。

 ホラー畑の監督がそれをどう料理するのか興味があったが、いくつになっても助平な男目線を活かしつつ、女性の側の視点をシリアスにとらえる、バランスの良さ。ともかく、舘ひろしの一見ダンディ、でもダメ男的な軽妙な個性も活きている。

 広末涼子をめぐる男関係の構図は出来過ぎているきらいもあるが、それを気にせずに観られれば、楽しめる娯楽作。舘と広末の岩手訛りでのやりとりはリアルで、東北出身者として、つい吹き出したことを付け加えておきたい。

この短評にはネタバレを含んでいます
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