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フィフティ・シェイズ・ダーカー (2017):映画短評

フィフティ・シェイズ・ダーカー (2017)

2017年6月23日公開 118分

フィフティ・シェイズ・ダーカー
(C) 2016 UNIVERSAL STUDIOS

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 2

猿渡 由紀

主演ふたりの魅力のおかげで、原作よりは良い

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

超お金持ちのイケメン男性が選んだ“運命の女性”はワタシ、という、今さらなストーリーや、薄っぺらいキャラクターを責めても、原作がそうなのでしかたがない。セリフが陳腐なのも、この続編の脚色を原作者の夫が担当し、1作目よりもさらに“原作に忠実に”を狙ったせいか。それでも、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンという、とびきり魅力的なふたりのおかげで、映画版は救われる。純粋であどけないのに、ドレスアップをすると目を見張るほどゴージャスでセクシーになるジョンソンは、さすがハリウッドのサラブレット。クリスチャン(ドーナン)の家もすごくかっこ良いし、目の保養にはなる。

この短評にはネタバレを含んでいます
山縣みどり

相変わらずユルユルなアナの魅力がわからない

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

「昭和?」と錯覚した衝撃的なボカシのせいで失笑エロスになった前作の最後で破局したアナ&クリスチャンの関係が深まるる展開なのだが、アナが相変わらずユルユル。今度は私のやり方で恋愛を進めると宣言しつつ、一人じゃなにもできない状態に唖然だ。クリスチャンがアナのどこに惹かれたのかいまいち理解できないので、物語に入り込めない。「セクシーで仕事もできる富豪男性が心の奥に抱えている孤独を癒せるのは私だけ」と妄想したい女性はうっとりだろうが、あらすじが超絶に平板でびっくり。クリスチャンにSMを仕込んだ女性をキム・ベイシンガーが演じているので、『ナインハーフ』の後日談として見ると楽しいかも。

この短評にはネタバレを含んでいます
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