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津田健次郎“ワル津田”節全開の悪役振り返る 佐々木蔵之介から「怖いけど低音ボイスがセクシー」

津田健次郎
津田健次郎

 声優、俳優の津田健次郎が5日、都内で行われた『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の完成披露イベントに登壇。癖の強い悪役へのアプローチや、主演・佐々木蔵之介との対決シーンを振り返った。

【画像】佐々木蔵之介の誕生日をお祝い!イベントの様子

 山川直輝原作・朝基まさし漫画による累計発行部数370万部を突破する人気漫画を原作に、娘のDV彼氏を殺した男・鳥栖哲雄が家族を守るために奔走するさまを描いた連続ドラマの完結編となる本作。ドラマ最終話から7年後を舞台に、命がけで罪を隠し通した哲雄に降りかかる新たな危機を描く。この日は主演の佐々木蔵之介をはじめ、齋藤飛鳥宮世琉弥高橋恭平なにわ男子)、木村多江青山貴洋監督も登壇した。

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 津田は、半グレ組織「間野会」のトップで、主人公・哲雄を追い詰める狂気のラスボス・志野寛治を演じる。司会者から「今回は悪役でワル津田が話題ですね」と話題を振られると、「どういうふうにやろうかなと最初ずっと考えていた」と当初、志野役に迷いがあったことを明かす。

 そんな矢先、青山監督に衣装合わせで会う機会があり、役について相談すると、青山監督から「少し癖を強く演じてください」とリクエストがあったといい、津田は「本読みの時にそんなに楽しいことをリクエストしてくださっていいんですかって」と俄然やる気になったとのこと。

 「台本に書かれていないことも監督にたくさんリクエストさせてもらいました。楽しかったです」とも述べ、佐々木との対決シーンを「蔵之介さんがリアクションをたくさん取ってくれるのが嬉しくて……。一緒に演技をしている感じがしました」と述懐。佐々木も「怖いけど低音ボイスがセクシーだと思っていました」と笑顔で返した。

 監督は津田にクセ強な演技をリクエストしたことについて、「見たことのない津田さんをずっと見たいと思っていた」と嬉しそうに回顧。「『ちょっと強め』にと言ったら色々提案していただきました。(佐々木と津田の)対決シーンは描写的にエグいシーンではあるんですけど、ちょっと面白い感じになっているなって。(津田のクセ強の演技のおかげで)エンタメとして楽しめるシーンになったと思いました」と満足げだった。(取材・文:名鹿祥史)

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