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「相棒22」次回予告、「甲斐享の息子」に騒然 笛吹悦子の無事に安堵の声

甲斐享の息子やパートナーの笛吹悦子が登場! - 画像は「相棒season22」元日スペシャルより
甲斐享の息子やパートナーの笛吹悦子が登場! - 画像は「相棒season22」元日スペシャルより - (c)テレビ朝日・東映

 ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系・毎週水曜夜9時~)の年内ラスト回となる第9話「男の花道」が、20日に放送された。一般人がヤクザの若頭を殺してしまい、特命係の杉下右京(水谷豊)&亀山薫(寺脇康文)が報復を阻止するために護衛につくというストーリーで、SNSでは「ハードボイルドでカッコいい!」と高評価。さらに、次回予告で今年の元日スペシャルが3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の息子絡みの事件であることが判明すると、関連ワードがトレンドを席巻した。(以下、第9話の内容に触れています)

【画像】甲斐享の兄がついに初登場!「相棒22」元日スペシャル

 闇金トラブルで青年実業家の弓生崇智(赤ペン瀧川)が、広域指定暴力団「扶桑武蔵桜」の若頭・鬼丸(三国一夫)を絞め殺してしまった。鬼丸が先にナイフを振り回したという証言で、階真(きざはし・まこと)検事(辻本祐樹)は正当防衛だと判断、弓生を不起訴にする。だが、組の若手の虎鉄(鳥谷宏之)、虎太郎(田中俊介)の怒りはおさまらなかった。

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 扶桑武蔵桜の組長・桑田圓丈(大石吾朗)は、内村刑事部長(片桐竜次)と懇意にしており、内村が正義に目覚めた怪我のきっかけとなった男だった。内村の命令で、特命係は弓生の身辺警護をすることになる。右京は、屈強な鬼丸を格闘技の心得もない弓生が殺せるのか疑問を抱いた。

(c)テレビ朝日・東映

 桑田は爆発寸前の虎鉄らを抑え込み、これを機会にと組の解散を示唆していた。そんな中、虎鉄から弓生に意外な提案が。鬼丸の葬儀で弓生が線香をあげれば許すというのだ。弓生は特命係に守られながら祭壇の前で手を合わせた。だがそこで桑田は遺体の胸元から拳銃を取り出し、弓生を狙う。誰よりも報復を画策していたのは桑田だったのだ。捜査一課の助力で、弓生は命を落とさずに済んだ。

 右京は殺人の状況を検証し、先に刃物を取り出したのは弓生だったと判断。弓生もそれを認め、改めて自首したが、ヤクザという非合法な存在をあしざまに言う階はやっかい事扱い。さらに角田課長(山西惇)の組織犯罪対策部の部長は、提出された解散届に喜び、三本締めをする。また、ジャーナリストの薫の妻・美和子(鈴木砂羽)は「お先真っ暗ヤクザ稼業、暴力団に未来はあるのか!」という記事を掲載。そして特命係は、内村からの命令で動いたにも関わらず、彼に「特命係はいわば警視庁の非合法組織だ。その存在自体が罪深いことを肝に銘じろ」と釘を刺されていた。

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(c)テレビ朝日・東映

 デュープロセスを重視していたホワイトな内村が、階段から落ちて生死の境をさまよった結果、特命係を邪険にする“元々の人格”に戻ってしまったことが、大きな話題に。SNSには「お帰りなさい不死身の内村部長!」「やっぱこうじゃなきゃ」といった声が散見された。また、「相棒」ファンとして関連配信番組の司会などをしている赤ペン瀧川が、season13最終話「ダークナイト」に続いて俳優として出演したことにも驚きの声が上がっていた。

 さらにSNSをにぎわせたのは、次回予告で登場した「享の息子」「その母・悦子」といった言葉。「ダークナイト」で享が逮捕されてしまった際、彼のパートナーだった笛吹悦子(真飛聖)は妊娠中で、かつ白血病にかかっていたことが判明していた。その後が一切描かれてなかったため、「無事に子どもがうまれてたアアア! よかった!」「男の子だったんだね」といった安堵の声や、「カイト(享の愛称)くんの名前が胸アツ」「享って!(感涙)」「まだ服役中なんだね・・・」など、意外過ぎる登場に喜びの声があふれていた。彼らの近況とは? またどんな事件が起きるのか? 元日スペシャル「サイレント・タトゥ」を楽しみに待ちたい。(文・早川あゆみ)

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