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小出恵介、結婚で新たなチャプターへ「甲斐性のある人間になりたい」

舞台あいさつに登壇した小出恵介
舞台あいさつに登壇した小出恵介

 小出恵介が11日、都内で行われた映画『銀平町シネマブルース』の公開記念舞台あいさつに登壇。結婚を祝福された小出は「甲斐性のある人間になりたい」と力を込めた。イベントには、宇野祥平日高七海平井亜門城定秀夫監督も登場した。

【フォトギャラリー】『銀平町シネマブルース』公開記念舞台あいさつ

 小出は先日、今年1月に一般女性と結婚したことを発表したばかり。スタッフから「おめでとうございます」と花束を贈呈されると、「ありがとうございます。新たなチャプターを歩み始めたということで、これからはより一層仕事を通して、いろんな人のために、甲斐性のある人間になれるように精進していきたいと思っております」と力強く語った。

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 本作は、『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫が監督、『たまもの』などのいまおかしんじが脚本を務めたヒューマンドラマ。小さな街の映画館を舞台に、そこに集う人々が織り成す人間模様を描く。

小出恵介

 映画青年・近藤役の小出は「お話をいただいたのが2021年夏ごろで、活動再開させていただいて、ちょうど1年くらいでした」と回顧。「自分は映画に非常にお世話になってきたので、復帰したいなと思っていた矢先だったので、非常にうれしい機会になりました。作品と役柄にのせて、自分も再生・再起していけたらなという気持ちを込めて臨ませていただきました」と思いの丈を打ち明ける。

 役については「高校の時に映画が大好きでミニシアターに通っていて、自主映画を撮らせていただいたりしていたので、その時の気持ちを思い出しつつ(演じました)。ミニシアターが心の拠り所になっていた時期があったので、オマージュものせて参加させていただきました」と説明した。

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小出恵介

 ホームレス・佐藤役の宇野とは2017年に配信予定だったNetflixドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で共演するが、同作は小出の無期限活動停止を受け、キャストを変更して再編集したという経緯がある。小出は「迷惑をかけた部分もあったので、こうして初日に宇野さんと一緒に立てたことが非常にうれしいですし、来てくださった宇野さんに対して感謝というか、素晴らしい方だな……と。とてもうれしいです」と礼を述べる。すると宇野も「城定さんの作品で、小出さん主演で再会できたことがうれしかったです。いい時間だったな」と喜んでいた。(錦怜那)

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