ADVERTISEMENT

実写ドラマ「少年のアビス」北野日奈子・本田望結らメインキャスト発表

「少年のアビス」青江ナギ役の北野日奈子と秋山朔子役の本田望結
「少年のアビス」青江ナギ役の北野日奈子と秋山朔子役の本田望結 - (C)峰浪りょう/集英社 (C)ドラマ「少年のアビス」製作委員会・MBS

 10日、「週刊ヤングジャンプ」で連載中の人気漫画を、MBSドラマ特区枠(毎週木曜 深夜0:59~)で実写ドラマ化する「少年のアビス」のメインキャストが発表され、元乃木坂46の北野日奈子や、本田望結らの出演が明らかになった。

主演は『るろ剣』にも出演の荒木飛羽【キャストフォトギャラリー】

 峰浪りょう原作の「少年のアビス」は、生まれ育った環境に縛られていた高校生が、ある出会いをきっかけに、生きることの意味や希望を追い求めるラブストーリー。認知症の祖母と、その介護に追われる母親、引きこもりの兄と暮らす高校2年生の黒瀬令児は、町を出たいと考えながらも、母親に楽をさせるため、卒業後は地元での就職を希望していた。半ば諦めの境地で、日々を漠然とすごしていた令児はある日、憧れのアイドル・青江ナギと知り合う。彼女こそ、自分を解放してくれると直感した令児だったが、ナギが令児に差し出した救いの手は、全く別のものだった。

ADVERTISEMENT

 今年4月に乃木坂46を卒業し、舞台やドラマなど女優として活動の幅を広げる北野日奈子は、アイドルグループ「アクリル」のメンバーで令児の憧れの存在・青江ナギ役で出演。そして、令児の幼馴染みのチャコこと秋山朔子役を、18歳にして数多くの話題作品に出演する本田望結が務める。

 連続ドラマへの本格出演は初となる北野は「誰かの心を救うことができるようにナギちゃんとして『少年のアビス』を大切に大事に生きたいと思います。よろしくお願い致します!」と力強いコメント。また、「出演させていただくことをすぐに決断できなかった経験は初めてでした」という本田も「全身全霊で演じさせていただきます。ラストまで楽しみにしていて下さい!」と意気込みを語っている。

 さらに、令児の旧友・峰岸玄を FANTASTICS from EXILE TRIBE のパフォーマーとしても活躍する堀夏喜、令児の担任・柴沢由里を松井玲奈、令児の母・黒瀬夕子を片岡礼子、夕子の同級生で小説家の似非森耕作(えせもり こうさく)を和田聰宏が演じる。

 主人公・令児を演じるのは、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)や、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』への出演でも話題を呼び、連続ドラマ初主演を務める若手俳優・荒木飛羽(あらき・とわ)。脚本は狗飼恭子、監督はかとうみさと湯浅弘章らが務める。北野日奈子、本田望結らキャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

ADVERTISEMENT

ドラマ特区「少年のアビス」は9月1日よりMBSほか順次放送開始

北野日奈子(青江ナギ役)

少年のアビス 青江ナギ役の北野日奈子です。今回、作品に参加させて頂けることが決まったタイミングで私は「少年のアビス」に出会ったのですが、「少年のアビス」に出会えてよかったと思っています。演じるにあたってナギちゃんの思いはどこにあるんだろうと考えれば考えるほど、深い深い川に落ちていきそうな感覚になるほど、ナギちゃんは影響力を持っています。ドラマのナギちゃんは周りの人にどんな影響を与えるのか、天使のような死神のような存在が皆さんの目にどう映るのか不安と楽しみな気持ちがあります。誰かの心を救うことができるようにナギちゃんとして「少年のアビス」を大切に大事に生きたいと思います。よろしくお願い致します!

本田望結(秋山朔子役)

チャコ役は私の想像の遥か上をいく役で、出演させていただくことをすぐに決断できなかった経験は初めてでした。何度もスタッフの方々と話し合い、自問自答を繰り返し、様々な葛藤を乗り越え、チャコに出会えた事、本当に感謝しています。ダークな部分だけでなく、人を愛する形や無邪気な中に隠れたチャコの凄みに生きていくことや人を愛する勇気を貰えました。全身全霊で演じさせていただきます。ラストまで楽しみにしていて下さい!

堀夏喜(峰岸玄役)

原作を読み、「少年のアビス」という作品の持つ暗くて深い魅力に、ページをめくるたびに心を惹きつけられました。
今回、峰岸玄という人物を通して作品の世界の一人になることができ、とても光栄です。
玄の言動に隠された本当の気持ちは何なのだろうと、彼の心の奥にある感情を探しながら彼を理解し演じさせていただきたいと思います。

松井玲奈(柴沢由里役)

底知れない闇がある「少年のアビス」に参加することになりました。
私が演じる柴沢由里は、自分の生徒を助けた所から理性の歯車が狂い出します。
精神をすり減らしながらも、心を震わせ、没頭し、楽しめる役は初めてかもしれません。
柴ちゃん先生と一体となれた時、体が粟立つようで、その感覚が病みつきにもなります。
知らず知らず“町"という世界の闇に身を投じている人々が、一筋の光をつかもうともがいている姿をぜひご覧いただきたいです。

片岡礼子(黒瀬夕子役)

今まで演じてきた母親役とは違う「夕子」を演じることが、簡単に想像がつきませんでした。
実際に現場に入ってみて、自分の想定していた演じ方とは違う形に着地していく感覚です。
誰でも「夕子」になりうるということを表現しようと思っております。
夕子を正当化するわけでも、責めるわけでもなく、そうならざるを得なかった夕子に寄り添いながら、この物語を大切に描きたいと思います。最後に…この原作をすでに読んでいた家族がドラマを見て、私を「夕子」として認めてくれたら本望です。

和田聰宏(似非森浩作役)

明るく振る舞っていたかと思えば、妙に冷めている。この男はいったい何を考えているのか…そんな掴み所のない男だな、というのが脚本から受けた印象でしたが、何故だか、ふと影のある似非森に不思議な魅力を感じました。その魅力をしっかりと表現出来るよう、自分自身に落とし込み演じていきたいと思います。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT