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『トップガン』続編67億円突破で連続首位!『ベイビー・ブローカー』は3位のスタート

映画週末興行成績

初登場3位の『ベイビー・ブローカー』より
初登場3位の『ベイビー・ブローカー』より - (C) 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED

 6月25日・26日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、前週1位に返り咲いたトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』が土日2日間で観客動員29万6,000人、興行収入5億500万円をあげ、2週連続1位に。累計成績はコロナ禍の2020年以降に国内で公開された実写映画のナンバーワンとなり、動員431万人、興収67億円を突破した。新作では、是枝裕和監督の新作『ベイビー・ブローカー』など4本がランクインした。

【写真】『ベイビー・ブローカー』キャストがそろって来日

 『ベイビー・ブローカー』は、「赤ちゃんポスト」に預けられた赤ん坊をめぐってベイビー・ブローカー、赤ん坊の母親、刑事が交錯するストーリー。表の顔はクリーニング店、裏の顔はベイビー・ブローカーの男を演じたソン・ガンホが第75回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞。カン・ドンウォンイ・ジウンイ・ジュヨンと共に来日し、都内3劇場で6回にわたり舞台挨拶を行った。2日間で動員8万6,000人、興収1億2,200万円。初日から3日間では動員12万3,000人、興収1億6,900万円をあげ、初登場3位となった。

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 4位に、やなせたかし原作による国民的アニメーションの劇場版第33作『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』。初日から3日間の成績は、2021年公開の前作対比で143%となる動員8万3,000人、興収1億円を突破。ゲスト声優に北川景子ジャングルポケット斉藤慎二おたけ太田博久DAIGOら。7位にサンドラ・ブロックチャニング・テイタムダニエル・ラドクリフブラッド・ピットら共演のアドベンチャー『ザ・ロストシティ』、8位に山田涼介主演のアクション『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』。

 既存作品では、2位に前週と変わらず『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が続き、土日2日間で動員16万6,000人、興収2億3,200万円、累計では動員121万人、興収16億円超え。7週目で5位の『シン・ウルトラマン』が累計40億円、11週目で10位の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が累計90億円を突破した。

 今週は、エルヴィス・プレスリーの半生を『ロミオ&ジュリエット』などのバズ・ラーマン監督が描く『エルヴィス』、アニメ映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場する、おもちゃのバズ・ライトイヤーを主人公にした『バズ・ライトイヤー』、第94回アカデミー賞で作品賞を含む3部門にノミネートされたポール・トーマス・アンダーソン監督の青春映画『リコリス・ピザ』、製作陣に『ゲット・アウト』などのジェイソン・ブラムが名を連ねたサスペンス『ブラック・フォン』、あfろによるコミックを原作とするアニメーションの劇場版『映画 ゆるキャン△』、新体操に打ち込む男子高校生たちの青春を描くアニメの映画版『映画 バクテン!!』などが公開される。(編集部・石井百合子)

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【2022年6月25~6月26日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『トップガン マーヴェリック』:5週目
2(2)『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』:3週目
3(初)『ベイビー・ブローカー』:1週目
4(初)『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』:1週目
5(4)『シン・ウルトラマン』:7週目
6(3)『映画 五等分の花嫁』:6週目
7(初)『ザ・ロストシティ』:1週目
8(初)『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』:1週目
9(5)『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』:2週目
10(7)『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』:11週目

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