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岡田健史は作品を高めてくれた!『望み』P明かす魅力

岡田健史
岡田健史 - (C) 2020「望み」製作委員会

 飛ぶ鳥を落とす勢いの人気若手俳優・岡田健史の魅力について、公開中の映画『望み』のプロデューサーを務める二宮直彦が語った。

【写真】岡田健史、スーツ姿がまぶしい!

 「クローズド・ノート」「検察側の罪人」などで知られる雫井脩介の小説を映画化した本作は、ある事件をきっかけに、窮地に立たされる夫婦(堤真一石田ゆり子)の葛藤を描く。岡田は、同級生の殺人事件への関与が疑われ、行方がわからなくなる夫婦の息子・規士を演じている。

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 二宮プロデューサーが、岡田と初めて会ったのは、ブレイクするきっかけとなった「中学聖日記」放送前の2018年3月。岡田がデビューするということで、あいさつにきたときだった。「真っすぐでキラキラして本当に眩しいな! と思う好青年でした」と当時を振り返る。

 岡田の魅力については、「いまスターとして駆け上がっている最中だと思いますが、それは決して運だけではなく、ひとつひとつの役を落とし込む上で作品の中で求められる自分の役割を深く考えて準備して勝ち取っているものだと思います」と分析。ブレイク後も話題作への出演が続く、岡田の役へ取り組む姿勢を高く評価している。

 岡田ふんする規士は、ケガをきっかけにサッカーを辞めて以来、遊び仲間が増えて無断外泊が増えていく。家族は、彼が殺人事件の容疑者ではないと信じたいが、さまざまな要因から「もしかしたら」と考えてしまう。「今回の規士という役は、不安定で多感な思春期の少年で物語の鍵になるという難役でしたが、見事に表現して作品を高めてくれまして、間違いなく今後のキャリアは約束されたものになったと強く感じました」と難しい役どころを演じ切った岡田をべた褒めした。

 岡田は、今年『弥生、三月 君を愛した30年』でスクリーンデビューを果たし、「MIU404」で共演した綾野剛主演の『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』(11月13日公開)、ヒットメーカー福田雄一監督、大泉洋主演の『新解釈・三國志』(12月11日公開)に出演するなど引っ張りだこ。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期となった人気ドラマの劇場版『奥様は、取り扱い注意』にも出演しており、その勢いはとどまることを知らない。(編集部・梅山富美子)

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