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実写版『ライオン・キング』続編始動!『ムーンライト』監督が就任

シンバたちが帰ってくる!
シンバたちが帰ってくる! - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ディズニー実写版『ライオン・キング』(2019)の続編が始動した。米ディズニーが新監督として、第89回アカデミー賞作品賞を受賞した映画『ムーンライト』を手掛けたバリー・ジェンキンスを起用したと、Deadlineが独占で報じた。

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 同サイトによると、前作の脚本を執筆したジェフ・ナサンソンが、すでに続編の初稿を完成させたという。ジェンキンス監督とタッグを組んできたアデル・ロマンスキーや、マーク・セリアクなどが製作を担当。前作のメガホンを取ったジョン・ファヴロー監督が仕掛けた最先端のCG技術は、続編でも採用される予定だという。公開日や撮影時期などは未定。

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 現時点でストーリーは明かされていないが、同サイトは、主人公シンバの父ムファサのオリジンストーリーを含めたキャラクターの神話を深掘りしていくと報じている。『ゴッドファーザーPART II』のように、過去を振り返りながら新たなストーリーを語る作品になるとのこと。

 ファヴロー監督の後を引き継いだジェンキンス監督は、各メディアに宛てた声明で「私は1990年代、二人の男の子を育てる姉を支えていたこともあり、『ライオン・キング』のキャラクターと共に育ってきました」とコメント。「ディズニーから友情、愛、そして伝説を壮大な物語として拡張できる機会を頂いたことはもちろん、アフリカのディアスポラ(民族離散)の人々の生活や、精神を記録する私の仕事を促進するという夢も叶いました」と喜びを語っている。

 ジェンキンス監督はすでに、ディズニー傘下のサーチライト・ピクチャーズで伝説のダンス振付師アルビン・エイリーを描いた映画を企画しており、本作が2作目のディズニー映画になる予定。その他、作家コルソン・ホワイトヘッドのピューリッツァー受賞作品「地下鉄道」を、米Amazonのリミテッドシリーズとして映像化した作品も手掛けている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・倉本拓弥)

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