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今夜「ごくせん」!18年前の松本潤&小栗旬に注目

(C)日本テレビ

 本日(6月3日)、2000年代に社会現象を巻き起こした仲間由紀恵主演の学園ドラマ「ごくせん」第1シリーズの第1話が、特別編として約18年ぶりに日本テレビ系で放送される(夜10時~11時)。

【写真】松本潤&小栗旬共演「花より男子」劇場版

 森本梢子の漫画に基づく本作は、2002年、2005年、2008年に3シーズンにわたって放送。任侠集団の一家で育った熱血高校教師“ヤンクミ”こと山口久美子(仲間)と問題児たちの交流を描く青春モノで、2009年には映画版が34.8億円のヒットを記録した(日本映画製作者連盟調べ)。

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 シリーズの魅力といえば、仲間演じる“ヤンクミ”のキャラ設定がとにかく痛快。学校では眼鏡にジャージ姿の出で立ちでパッとしない印象だが、実はかなり男前な性格。というのも、ヤンクミは幼いころに両親を亡くし、任侠集団を率いる祖父の黒田龍一郎(宇津井健)の元で屈強な男たちに囲まれて育った。義理人情を重んじ、曲がったことが大嫌い。にらみ一つで子分たちをビビらせ「お嬢」と慕われている。そのヤンクミは「実家が任侠集団であることが知られたらクビ」という前提で雇われているため、時限爆弾のような秘密を抱えてスクールライフを送ることになる。彼女が、生徒を守るために何をしでかすかわからないスリルも見どころの一つだ。

 また、本シリーズは生徒役のキャストがあり得ないほど豪華なことでも知られる。第1シリーズでは、ヤンクミが受け持つ3年D組の不良グループのリーダー格・沢田慎を演じた松本潤のクールな魅力が際立ち、母子家庭で育つ苦学生・内山春彦役の小栗旬とはその3年後に始まる大ヒットドラマ「花より男子」シリーズでも共演。「ごくせん」では共にロン毛で、松本はメッシュ、小栗は金髪。「花男」では高校のセレブグループ「F4」のメンバー、道明寺司と花沢類というガラリと異なるキャラクターでこちらも絶大な人気を博していた。なお第2シリーズ以降も、亀梨和也赤西仁高木雄也三浦春馬三浦翔平ら華やかな面々が名を連ねている。

 校内で何か問題が起きるとまず疑われるのは、「3年D組」の生徒。教頭をはじめ理解のない大人たちに心を閉ざした生徒たちはヤンクミにも冷たい。なかなか本音を見せない沢田、内山、南陽一(石垣佑磨)、野田猛(成宮寛貴)、熊井輝夫(脇知弘)らと、傷だらけになりながら彼らとぶつかり合うヤンクミの姿は、いつ観ても胸が熱くなるはずだ。(編集部・石井百合子)

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