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子役からAKBに!『アンフェア』娘役の現在

あの美央ちゃんが!(写真は2015年のもの)
あの美央ちゃんが!(写真は2015年のもの) - VCG / VCG via Getty Images

 映画『アンフェア the end』(2015)が17日よる9時、フジテレビ系の土曜プレミアムで放送される。今夜の放送を前に、主人公の娘・美央(みお)を演じたAKB48向井地美音(むかいちみおん・20)にあらためて注目したい。

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 同作は、篠原涼子がバツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの敏腕刑事・雪平夏見を演じる『アンフェア』シリーズの完結編。2006年にテレビドラマとしてスタートし、スペシャルドラマに加え、完結編を含む劇場版3本が製作された人気シリーズだ。

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 そんな本作でドラマシリーズから雪平の娘・美央を演じているのが、現在AKB48のメンバーとして活躍する向井地。

 向井地は子役時代、当時7歳でドラマ「アンフェア」(2006)に出演し、雪平が起こした「未成年容疑者射殺事件」をきっかけに心を閉ざし、声が出なくなってしまう難しい役どころを務めた。ドラマの最終回で声を出すシーンは多くの視聴者の感動を呼んだ。

 その後作られたスペシャルドラマ「アンフェア the special コード・ブレーキング - 暗号解読」(2006)、劇場版第1弾『アンフェア the movie』(2007)、スピンオフドラマ「アンフェア the special ダブル・ミーニング - 二重定義」(2011)にも出演したが、中学進学を機に芸能活動を一時休止した。

 しかし、2013年に好きだったというAKB48の第15期研究生オーディションに合格し、2014年に正規メンバーへ昇格。2016年、44thシングル「翼はいらない」ではセンターを務めるなど、AKBの次世代を担う中心メンバーに成長した。2018年の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」は13位で選抜入りした。

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 女優としても、今年4月から6月にかけて放送された吉高由里子主演のドラマ「正義のセ」に痴漢事件の被害者役でゲスト出演したほか、BSフジで放送中のドラマ「警視庁捜査資料管理室(仮)」では刑事役に挑むなど、活躍の場を広げている。

 『アンフェア the end』の製作開始当初、プロデューサーの臼井裕詞氏も向井地がAKBになっていたことを知らなかったというが、美央は雪平にとって命に代えてでも守りたい大事な娘で重要な役どころのため、「仮に芸能活動をやめていても出てもらいたい」と考えていたという。

 さらに「ご縁と言うのも変ですが、こうして『アンフェア』と共に歩んできた彼女が、今やAKBとしていろいろなファンを魅了する方になって、また出ていただけるというのも、シリーズファンの心をくすぐれるものではないかと思います」と期待を寄せていた。(編集部・中山雄一朗)

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