巨大ザメ、ステイサムで釣り上げろ？『MEG ザ・モンスター』ポスタービジュアル
深海から現れた巨大ザメ“メガロドン”の脅威をジェイソン・ステイサム主演で描く『MEG ザ・モンスター』（9月7日公開）から、人間とサメの熾烈な戦いを予感させるポスタービジュアルが公開された。
メガロドンは約200万年前に生息していたサメの一種で、現在も生存説が根強くささやかれている巨大生物。映画に登場する通称“MEG”（メグ）も、全長23メートル、体重20トン、歯の大きさ25センチという超巨体。路線バス2台分もの長さを誇るという猛獣が、ビーチを満喫する人間に牙をむく。
そのメグに対抗する深海レスキューダイバー、テイラーを演じるのが稀代のアクションスターであるステイサムだ。公開されたポスターは、大口を開けて海中のステイサムに迫るメグの姿を捉えたもの。水中銃を片手に、まるで自分をエサにしてMEGを狙っているかのような、ステイサムの凛々しい表情も印象的だ。
実はステイサム、飛び込み競技の代表選手だった過去を持っている。それだけに、「水中の世界が舞台である事と、スキューバダイビングへの愛があるからこの作品に魅力を感じ、これはぜひとも出演したいと思った」と本作への思い入れを告白。また、いつもとは違ったアクションへの挑戦にも惹かれたという。「いい変化だとも思ったんだ。たぶん、僕にとってこれが銃を持って走り回っていない初めての作品になったはずだからね（笑）」
それだけに、水中から忍び寄る恐怖と共に、ステイサムと巨大ザメとの生死をかけた戦いも本作の見どころの一つ。メガホンをとったジョン・タートルトーブ監督は「カーチェイスも格闘技も銃も登場しないジェイソン・ステイサムのアクション映画を作るという挑戦も面白いと思った」と語っている。
先立って行われた一般試写では、97％もの観客が「ステイサムが最強だった」と回答したとのこと（配給調べ）。またステイサムは撮影中、ほとんどのスタントマンが厚さ7mmの温かいウェットスーツを着ているところ、より冷える5mmのスーツを着用して海を楽しんでいたといい、タフガイエピソードにも事欠かない。単純なアクションではない、全く新たなステイサム映画としても期待したい一本だ。（編集部・入倉功一）
