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細田守監督、『未来のミライ』声優陣を絶賛!

細田守監督、黒木華、上白石萌歌、星野源、麻生久美子
細田守監督、黒木華、上白石萌歌、星野源、麻生久美子

 アニメーション映画『未来のミライ』(7月20日公開)のジャパンプレミアが25日、都内で開催された。監督を務めた細田守が、主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌、くんちゃんの父親役の星野源をはじめとする声の出演者たちに絶賛の言葉を送った。イベントには、黒木華麻生久美子も出席した。

上白石萌歌&星野源ら“家族”が集合!【写真】

 本作では、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われて戸惑う甘えん坊の男の子・くんちゃんの声を担った上白石。細田監督は「(声優が決まる前は4歳の男の子の役を)まさか18歳のこんな可愛い人がやるとは思っていませんでした。オーディションで『このくんちゃんの役は上白石さんだ』と気づいたときに、自分でもびっくりしました」と振り返った。それを受けて上白石も、監督と共にインタビューを受ける際などに温かい言葉をかけてもらうことへ感謝の思いを口にして、「私も監督の作品が大好き。人生観を毎回変えてくれる作品ばかりです」と満面の笑顔を浮かべた。

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 第71回カンヌ国際映画祭の「監督週間」で世界初上映された本作。その映画祭で初めて作品を通して鑑賞したという上白石は、「まわりの反応よりも自分自身の反応が気になりました」と感想を述べ、海外の観客の反応にも手ごたえを感じた様子で「すごく面白い作品になりました」と感慨深げに語った。

 監督は、星野にも称賛の言葉を送った。作中では、父親は複雑な状況に置かれており、リアルな表現が難しい役どころだったとのことだが、監督は「星野さんが演じると、とても楽しく魅力的なお父さんに見えてくる。アフレコの最中、お父さんってこういうものだなって発見がたくさんありました」としみじみと口にした。

 今回が細田作品初参加となった星野は「ものすごい作品を監督は作ったなと。参加させてもらえて自分も幸せでした」と恐縮しながら笑顔を見せた。そして「細田監督が毎シーンごとにブースに入ってきて、僕や麻生さんにシーンについて説明してくださるんですけど、監督の横顔を見て『お父さんってこういう感じなんだろうな』と思って演じていました。監督の横顔を見るだけでホッとしました」と収録を振り返った。(取材・文:名鹿祥史)

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