ADVERTISEMENT

「ヘザース」ドラマ版、銃乱射事件で放送白紙に

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』より
映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』より - New World Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 前評判の高かったテレビドラマ「ヘザース(原題)/ Heathers」が、アメリカで度重なる高校の銃乱射事件により Paramount Network での放送を見送ることになったと The Hollywood Reporter が報じた。

【写真】個性的なドラマ版のキャストたち

 同ドラマはウィノナ・ライダークリスチャン・スレイターシャナン・ドハティらが出演した1989年のカルト映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』のリブート版。映画版では、高校で絶大な権力を持ち、皆同じ「ヘザー」という名前の女子3人の言いなりだったベロニカ(ウィノナ)が、転校生J・D(スレイター)と恋に落ち、残酷な秘密を抱えていくさまが描かれた。ドラマ版では現代の高校を舞台とし、意地の悪いヘザースのメンバーは、黒人のレズビアン、ジェンダークィア(既存の性別の枠組みに当てはまらない人)の男子ら多様なキャラとなっている。

ADVERTISEMENT

 当初は3月7日(現地時間)に放送が始まる予定だったが、フロリダ州の高校での銃乱射事件を受け、延期。その後、7月初旬のスタートが発表されたが、テキサス州の高校での銃乱射事件で放送は完全になくなったという。

 放送局によると、高校を舞台に銃を撃ったり、学校を爆破したりするドラマの描写をふまえ、このような判断を下したそう。また、若者が銃反対運動を活発に行うことをたたえる一方で、このようなドラマを放送できないとの考えもあったことを Paramaount Network のキース・コックスはコメントしている。

 アンソロジードラマとなる第1シーズンの全10エピソードの撮影はすでに済んでおり、ほかの放送局を探している最中とのこと。1700年代を舞台に、マリー・アントワネットを主人公にした第2シーズンの準備もほぼ終わっているそうで、放送局が決まればシーズン2の企画もパッケージで付いてくる状態まで仕上がっているという。(澤田理沙)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT