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松岡充、伝説のポケモンをゲットした紀州への愛情をせつせつと語る

田辺への愛情と魅力を語った松岡充
田辺への愛情と魅力を語った松岡充

 ミュージシャンで俳優の松岡充が11日、和歌山県田辺市の紀南文化会館で行われた「第11回田辺・弁慶映画祭」特別招待作品『TOKYOデシベル』上映後の舞台あいさつに来場、田辺の地で、田辺への愛をせつせつと語った。

松岡充、伝説のポケモンをゲットした紀州・田辺への愛情をせつせつと語る 画像ギャラリー

 世界遺産に登録された「熊野古道」や「熊野本宮大社」などで知られる田辺市で開催されている本映画祭も今年で11回目。その特別招待作品として上映されたのは、芥川賞作家の辻仁成が、音を研究する大学教授を主人公に描き出した自身の小説を原作にメガホンを取ったドラマ。松岡も「辻監督がおっしゃっていましたが、これは音を観る映画だと。ストーリーもそうだけど、サウンドも含めて観る映画を作りたいとおっしゃっていましたね」とこの映画の魅力を紹介。

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 そんな松岡が「田辺・弁慶映画祭に松岡が呼ばれるなら、応援に行かないとあかんやろと。全国いろんなところから来てくださいました」と語る通り、会場には松岡のファンがツアーを組んで多数来場。釣り好きだったという父に連れられて和歌山をしばしば訪れていたそうで、「実は今まであまり言っていなかったんですけど、田辺にはよく来ているんです。だからうちのファンのみんなを連れてきたかったんですよ」という松岡。「『不届者』という舞台で、紀州が生んだ8代将軍・徳川吉宗の役をやったんですけど、それも僕が田辺が好きだからですよ。それで田辺に来ていたら、実はこの映画祭があって、『映画にも出ていますよね』という話になり。そこからご縁がつながって、この映画祭に来ることになったんです」と述懐。

 「僕は自称、田辺の観光大使ですから」という松岡は、さらに自身がプロデュースした舞台の大阪公演の打ち上げで、大阪から田辺に移動してバーベキューをした話や、熊野本宮大社の宮司と仲良くなった話、さらには「五つの市町村が合併して田辺市が始まった」という田辺市の歴史の話まで披露し、観客は大盛り上がり。「田辺はホントにいいですよ。海もきれいだし、食べ物もおいしいし……」としみじみ語る松岡は「実は田辺に来て、ポケモンGOのレアモンスターがめっちゃとれるんですよ」とコメント。

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 「この夏に田辺に来たときも伝説のモンスターが出たんですけど、これはみんなで協力しないととれないんです。そこには田辺の地元のお年を召した方たちがたくさん集まっていたんですけど、その輪に入れなくて。でもどうしても欲しかったんで、ギリギリ電波の入るところに車を停めて。勝手に参加していたんですけど、集まっていた方が皆さんでコソコソと始まって。それで代表の方が僕の方にやって来て『入る?』って言ってくれたんで、『入りたいです!』。それで田辺の皆さんと力を合わせて伝説のポケモンを捕まえたのがここだったんですよ。田辺は本当にいいですよ」とうれしそうな表情。司会をしていた地元アナウンサーも「松岡さんの住民票、田辺と違いますか?」とあきれるほどに田辺愛を切々と語る松岡だった。(取材・文:壬生智裕)

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