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市川海老蔵、新恋人報道に「面倒くさい」

新恋人の存在を一蹴した海老蔵
新恋人の存在を一蹴した海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が10日、都内で行われた市川海老蔵特別公演「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」製作発表会見に出席。先日、一部週刊誌で“新恋人”報道が出たことについて「くだらない週刊誌が(恋人が)いると言っていますが、いないですし、何でそんなくだらない記事を書くのかなと思います」と笑顔を交えながらも、完全否定していた。

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 本公演は、2015年3月に全国公演を行い7万3000人を動員した「源氏物語」の続編。歌舞伎だけではなく、能やオペラ、日本舞踊、生け花とコラボレーションし、「源氏物語」の世界を壮大なスケールで描く。海老蔵は「『源氏物語』という題材を歌舞伎役者で演じているのは成田屋だけで、祖父も父も演じてきました。そんななか、わたしも光君を演じさせていただく際、類まれなる才能と美貌を持ちながらも、彼に闇を感じたんです。そこを表現していきたい」と意気込みを語っていた。

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 そんな“闇”というキーワードで、記者から「海老蔵さんの闇は?」という質問が飛ぶと週刊誌報道の話題へ。前述の通り記事の内容を完全否定すると、続けて「書くことで週刊誌が売れたり、ネットで記事が読まれるとお金が入るというシステムがあると聞いたので、こういうことになるのかなと。こうした世の中になると、個人個人がニセモノに惑わされることなく、勉強していかなければいけないんだと思います」と現代社会に対して警鐘を鳴らしつつも「まあ、こういう記事を書くのも一興だからいいんじゃないかと思いますが、まあ面倒くさいですね」と大人な対応をしていた。

 その後も、先日放送されたAbemaTV「72時間ホンネテレビ」で元SMAP稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾と共演したことに触れられると「24時間たったあとぐらいにご一緒したのですが、お元気そうでした。最後まで観ていましたが、とても楽しそうでしたよね」と語ると「地上波ですと、選択肢が決まってきてしまいますが、AmazonやNetflix、Hulu、ニコニコ動画など、個人がさまざまなものを選ぶ時代になると、テレビを含め、いままで日本で絶対だと思っていたものの価値も変わってくる。改めて何が自分にとって大切なのか、考え直さなければいけませんね」と自身の見解を語っていた。

 市川海老蔵特別公演「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」は2018年3月1日~4月7日まで、カルッツかわさき(川崎市)を皮切りに、全国23か所で42公演を上演する。(磯部正和)

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