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満島ひかりの「しゃべるな、クズ!」に痺れる視聴者続出

元鬼刑務官を演じる満島ひかり(写真は10月撮影のもの)
元鬼刑務官を演じる満島ひかり(写真は10月撮影のもの)

 17日より宮藤官九郎脚本、小泉今日子主演のTBS火曜ドラマ「監獄のお姫さま」(夜10:00~)がスタートとなり、元刑務官・若井ふたばにふんした満島ひかりが「かっこいい」と話題になっている。(以下、ネタばれあり)

【写真】キョンキョン、満島ひかり、菅野美穂ら美しき“女囚”たち

 第1話は、クリスマス・イブ、イケメン社長として人気の板橋吾郎 (伊勢谷友介)がバラエティー番組(司会は爆笑問題)に出演しているシーンからスタート。何とADが出したカンペに「息子が誘拐された」とあり、動揺して収録中に失態を見せる吾郎。その水面下では、元囚人仲間の馬場カヨ (小泉)、勝田千夏 (菅野美穂)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)らが、ある目的のために吾郎の幼い息子・勇介(前田虎徹)を誘拐する作戦を企てていた……。

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 馬場たちはLINEで“先生”と呼ばれる人物の指揮を受けながら連絡を取り合い、連係プレーで作戦を実行するも違った子を誘拐しそうになったりトラブルが続発しつつも、かろうじて勇介の誘拐に成功。一方、吾郎は犯人からのコンタクトに備えて秘書の若井らを従えて身代金の用意に奔走。慌ただしく物語が進行しながら、なぜ吾郎が彼女たちに付け狙われるハメになったのかが明らかに。

 そして終盤、吾郎を拉致しようとするカヨと千夏が取りのがしそうになっていたところに若井が登場。なぜか警棒を手にしており吾郎を守るかと思いきや、振り下ろしたのは吾郎の頭。そこでカヨたちの指揮をとっていた“先生”が若井であったこと、彼女がどうやらその昔カヨたちが服役していた刑務所の刑務官であったことがわかる。

 カヨたちに号令をかけ、あっという間に吾郎を縛り上げ事態を収束したタフでクールな若井にハマり役の満島に、「最高に先生かっこよかったです!!」「ひかりちゃんかっこよかった~~」「先生に号令かけられたい笑」「警棒で引っ叩かれたい」と痺れる視聴者が多数。そのほか、意識を取り戻し暴れようとする吾郎に「しゃべるな、クズ!」とスタンガンを押し付ける様子に「鳥肌立った」と魅了される声や、“先生”の正体を最後まで引っ張るストーリーの妙に満足する声も多くみられた。

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 ちなみに、満島は11日に行われた本ドラマの記者取材会で、共演者にひどい言葉を吐く役に胸が痛むことがあると言いつつ、伊勢谷から「さっき『黙れ、クズ』って言うのが楽しみだって言ってたのに。怖いな、女性は」とバラされて笑いを誘う一幕があった。

 初回は15分拡大しての放送となったが、宮藤ならではの面白おかしいセリフの応酬、誘拐作戦の中でテンポよく登場人物たちの過去、因果関係を明かしていくストーリー展開はまさに濃密で、ドラマの1エピソードとは思えない見応えがあった。(編集部・石井百合子)

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