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山田孝之が明かす、ミステリアスな私生活の一部

目力が…強烈!
目力が…強烈! - 写真:日吉永遠

 「秘密結社 鷹の爪」とDCコミックスがコラボレーションした新作映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』で、バットマンの声を担当した山田孝之が、バットマン並みにミステリアスな私生活について明かした。

上から覗きこまれると…【山田孝之インタビューカット集】

 本作ではバットマンのほか、なぜかトランプ大統領に成り切るなど、どんな役柄でもこなすカメレオンぶりを声優としても見事に見せつけた山田。だが、自分の屋敷に引きこもり続ける、謎に包まれたバットマンことブルース・ウェイン同様、山田もかなりミステリアスな男だ。どんな役柄でもマルチにこなし、最近では『ミロクローゼ』『映画 山田孝之3D』など個性的な作品選びが観客をワクワクさせている。

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 そのオリジナリティーあふれる作品選びのセンスはどこから生まれているのか? そもそも、普段の生活では一体どんな映画やテレビを観ているのか聞いてみると「実は映画もドラマもほとんど観ないんです」と即答。その理由は、映画が嫌いというわけではなく、多忙なためなかなか映画館に行く機会がないのだという。「たまに情報を入れるためにFacebookを開くときはあるんですが、ネットニュースも全く読まない」とスマートフォンの普及でどんどん増える情報量と反比例して、メディアに触れる機会は少ないことを明かした。

 役者の中には映画やテレビドラマなどの作品を観ることで芝居を研究するタイプもいる。山田の場合は「もちろんある程度のテクニックはついてくるとは思いますが」と前置きした上で、「芝居は人生を作ること。映画は、台本を読んで一度役者が作り上げた人生ですよね。つまり役者を通した人生しか見えないから、本物じゃない」と独特の持論を語る。それよりもむしろ「居酒屋でおっさんと話していることが勉強になる。この人にはこういう考え方ができるんだということを知って、それを役柄に反映することが大切」と語った。スマホや映画鑑賞などの間接的なコミュニケーションよりも、人と会って話すような直接的なコミュニケーションの方が山田の性に合っているようだ。

 ある時は本作のようにバットマンを熱演し、またある時は山田自身を演じることもある“山田孝之”の中には、様々な人間たちと接してきた引き出しが数多くある。日本映画界で唯一無二の活躍をし、多くの作品で怪演を見せてきた山田が、これからどのような新しい顔を見せてくれるのか。今後もまだまだ観客を楽しませてくれそうだ。(取材・文:森田真帆)

映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』は全国公開中

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