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来日ジョニデ、取材中の“人たらし”ぶりがすごい

来日したジョニー・デップ - フォトセッションにて
来日したジョニー・デップ - フォトセッションにて

 来日したジョニー・デップが20日、主演最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のジャパンプレミアに出席してちゃめっ気たっぷりにイベントを楽しみファンを喜ばせたが、それに先んじて行われたWEB合同取材でもそこに居る全ての人を魅了する “人たらし”ぶりがすごかった。

【画像】全身&バックショットも!WEB合同取材フォトギャラリー

 最初に行われたフォトセッションも軽口をたたきながらにこやかに応じ、「これで終了です」という声がかかるとくるりと向きを変え、壁に両手をついて妙にかっこいいバックショットを披露。撮影の時間が終わるどころか、一層多くフラッシュがたかれることになった。

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 シリーズ第5弾となる本作では、“キャプテン”になる前の若き日の海賊ジャック・スパロウの姿も描かれている。若い俳優がジョニーをお手本にジャックを演じ、彼の顔をCGでジョニーの若き日に近づけた。質疑応答が始まり、若かりし日のジャックを映像で見た感想を聞かれたジョニーは「僕ってこんな感じだったのかなと(笑)。ちょっと奇妙でシュールだった。テクノロジーが進んでいくと何でもできるようになると思う。新たに故マーロン・ブランドの主演映画ができるかもしれない。そうしてマーロンと僕との共演が可能になったとしたら、僕だけ仕事をしなくてはいけないというのはずるいから、(自分のCGが)マーロンとの共演の映画を撮っている間、僕は家に居てポテトチップスを食べます」と回答して場を沸かせた。

ジョニー・デップ
バックショットもサービス

 また、自身の答えを的確に訳す通訳者を「彼女は素晴らしくない? 彼女なしじゃ、日本の人たちとこんな風にはコミュニケーションを取れないから。何てボキャブラリーの量だ。速いし」「日本語の方がよく聴こえる」と言葉を尽くして絶賛し、「ありがとう。どうぞ次、行ってください(笑)」と照れさせたジョニー。長い付き合いとなったジャックはもちろん、これまで演じてきたキャラクターは自分の中に居るとして、次々に声色を変えてさまざまなキャラクターを演じてみせたかと思えば、質問の合間には記者たちが身に着けている靴やセーターを引き合いに出して「襲ってでも手に入れたい」「母もすごく気に入ると思う」と声を掛けるなど、気さくかつ自然にコミュニケーションを図る。

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 そして「残念ながら、これが最後の質問になりました」と司会者に質疑応答を打ち切られると、「じゃ、“これ”が最後の質問です。『皆さん、どこに住んでいるんですか?』明日の朝、僕が朝食を作りに行くよ。全員のところにね。住所を書いていってね」とリップサービス。「ありがとう。ありがとう。ありがとう」と感謝の言葉を伝え、「日本には24時間しか居られないと言われたけど、自分でもそれはあまりにも短いと思う」と悲しげな表情を作ってみせて、そこに居る全ての人を魅了していた。スターでありながらいつでも周囲の人々を楽しませようとするその姿勢が、ジョニーが多くの人々から愛されるゆえんなのだろう。(編集部・市川遥)

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より全国公開

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