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神木隆之介、伊勢谷友介のコメントに大照れ

伊勢谷も絶賛の神木きゅん
伊勢谷も絶賛の神木きゅん

 俳優の神木隆之介伊勢谷友介らが22日、都内で行われた映画『3月のライオン 後編』の初日舞台あいさつに出席。本作で主人公が慕う川本家三姉妹の奔放で身勝手な父を演じる伊勢谷は、前後編を振り返り、主演の神木の演技を絶賛。「神木君を大好きになった。神木君じゃないとできない役。素晴らしい演技でした」とコメントし、神木を大照れさせた。

【写真】みんなでセルフィーも!

 若きプロ棋士の成長を見つめた羽海野チカのベストセラー漫画を実写化した2部作の後編となる本作。次々と待ち受ける試練を乗り越えながら獅子王戦に挑む桐山零(神木)が、その中で闘いしか知らなかった自分を見つめ直して前に進む姿を描く。この日は神木、伊勢谷のほか、有村架純倉科カナ清原果耶加瀬亮前田吟大友啓史監督が出席。イベント中、本作の前後編が共に上海国際映画祭に正式出品されることも発表された。

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 後編から登場する伊勢谷は「前編を観たら棋士役の皆さんがすごく人生をかけて(将棋を)やっていて、すごいなって。闘いぶりかっこよかった。僕が入っていくのが申し訳ないくらい。すっかり一ファンになって観ていました」としみじみ。天才棋士を演じた加瀬も嬉しそうな表情で「まったく将棋を知らなかったんで一から勉強しました。監督が(将棋のシーンを)ずっと長回しで撮っているのでしんどかったです。手元だけ撮るのかなと思っていたらずっとそれで、予想以上に疲労しました」と苦笑い。

 有村、倉科、清原の3人はそれぞれ川本家の食卓シーンなど家族のシーンが印象に残っているといい、有村は「川本家の温かさにずっと救われていた」と笑顔。清原も「食事のシーンがたくさん。休憩中からにぎやかで毎日楽しかった」と振り返った。

 神木も「食事のシーンは本当においしかった。僕もずっと食べていました」と述懐し、「桐山は華奢だけどよく食べるイメージにしたくて、大口で食べていました」とコメント。「やっと二部無事に公開されて僕らの手元を離れました」と作品の公開に感慨深げで、「この作品はもう皆さんの作品になります。これからも愛情を持って見守っていただけたらなと思います。今は感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『3月のライオン 後編』は全国公開中

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