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星野源、覚せい剤に手を出す犯罪者に!「逃げ恥」以来の連ドラ出演

「連続ドラマW  プラージュ」第1話より
「連続ドラマW プラージュ」第1話より

 歌手・俳優の星野源が「ストロベリーナイト」などで知られる誉田哲也の小説「プラージュ」(幻冬舎刊)のドラマ化作品で、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)以来の連ドラ出演を果たすことが明らかになった。前作の草食系IT企業サラリーマンから一転、軽い気持ちから覚せい剤に手を出し「犯罪者」になってしまう主人公を演じる星野は、「貴生は、自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくてダメな人だと思います(笑)。脚本を読んでいる時も『この人苦手だなあ』と声に出しながら読んでいました」と180度異なる役どころに挑む心境を明かしている。

【写真】星野源が声優に!アニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』

プラージュ
「プラージュ」(幻冬舎刊)書影

 物語の舞台は、さまざまな過去を背負い居場所を失ったワケありの人々が集まるシェアハウス「プラージュ」。仕事も恋愛もうまくいかず憂さ晴らしで覚せい剤に手を出し逮捕されたことから会社を解雇された上、火事で住居を追われた32歳の貴生(星野源)が、「基本家賃は5万、掃除は交代制、個室の仕切りはカーテンのみ、ただし美味しい食事つき」というシェアハウスにたどり着き、さまざまな騒動に巻き込まれていく。映画『黄金を抱いて翔べ』(2012)やテレビドラマ「コールドケース ~真実の扉~」(2016)などの脚本、映画『バースデーカード』(2016)の監督を務めた吉田康弘が監督、脚本を務める。

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 ささいなことから「犯罪者」に転落する主人公を演じるにあたり星野は「3話あたりからやっとその魅力がわかるようになり、妙に好きになってきている自分がいます。不思議な役だと思います」と言い、「心に秘密や傷を抱えた登場人物がたくさん出てきますが、それぞれどうしようもなく人間的で魅力的で素敵だと思いました。シリアスさの中にもユーモアがあって、とても面白い作品だと感じました」と台本の絶妙なタッチに感銘を受けた様子。

 社会現象を巻き起こした“逃げ恥”以来、国民的人気者となり次回作が待ち望まれた星野が見せる新たな顔に期待したい。(編集部・石井百合子)

「連続ドラマW プラージュ」は今夏(毎週夜10時)、WOWOWプライムにて放送(全5話予定・第1話無料放送)

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