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松坂桃李と菅田将暉、知っているのは5年前の連絡先!

プライベートでは一切会わないという松坂桃李と菅田将暉
プライベートでは一切会わないという松坂桃李と菅田将暉 - 写真:尾藤能暢

 映画『キセキ -あの日のソビト-』で兄弟役で共演している松坂桃李菅田将暉が、プライベートでは一切話したことがなく、一緒にご飯も食べたことがなければ、知っているのは5年前の連絡先で、メールが届くかどうかもわからない、それくらい適当な間柄だと明かした。

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 劇中では互いに語らずとも、相手と通じ合える兄弟を演じている二人。松坂はその距離感が実に自然だったと語る。「すごく好きな感じでした。変に気張らず、無理に何かしなきゃいけないとか、そういうことが一切なかった。それこそ兄弟役って難しいと思うんです。『初めまして』で出会って『用意スタート』まで、その空気感を作るのに結構時間がかかったりする。だけど菅田くんとの場合はそこに関して、全く考えなかったんです。取材を受けて初めて、『そういえば、そんなこと何も思わなかったね』って、二人で一緒に気づいたくらい(笑)。重要なことのはずなのに、そこを考えずにできたってことはすごいことだと思うんですよね」。

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 それに対して菅田も「本当にちょうどいい加減なんです」と続ける。さらに「プライベートでは一切会わない。飲んだこともないし、二人でご飯に行ったこともない。そんなことになったら、それはそれで照れるところがあります。どうしていいかわからないです」と明かした。これには「知っているのは5年前の連絡先だから、届く自信もないしね」と松坂が苦笑い。

 一見、仲良くなさそうに聞こえるが、松坂が好きなバンドが BUMP OF CHICKEN だと知って、すぐに曲を聴いてみたと打ち明ける菅田。「あの男感とスピード感。でも、声の聴き心地の美しさ、そこのアンバランスさに僕は共感しました。なんで通ってこなかったんだろう。桃李くんとは好きなものが同じことがいっぱいあって、実は似ているところもいろいろあるんです」と話す菅田に松坂もまんざらでもない様子。

 実際、二人で BUMP OF CHICKEN のライブに行こうと盛り上がっているという。これを機にプライベートでも距離がぐっと縮まるのか。ちょうどいい“適当な距離感”の二人が見られるのは、もしかして本作が見納めかもしれない。(取材・文:高山亜紀)

映画『キセキ -あの日のソビト-』は全国公開中

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