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アカデミー賞の視聴者数、ここ10年で最高!3年連続で増加

第86回アカデミー賞

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エレン・デジェネレスが司会を務めた今年のアカデミー賞授賞式
エレン・デジェネレスが司会を務めた今年のアカデミー賞授賞式 - Kevin Winter / Getty Images

 現地時間2日に米ロサンゼルスで行われた第86回アカデミー賞授賞式の全米での視聴者数が4,300万人となり、ここ10年で最高の数字になったことが明らかになった。latimes.comが報じた。

 調査会社ニールセンによると、米テレビ局ABCにより生放送された授賞式の視聴者数は平均4,300万人で、昨年の4,040万人から約6.4パーセント増加した。これは2004年の4,360万人以来の高水準となっている。授賞式の視聴者数は最低の数字を記録した2008年以降、徐々に上向いており、これで3年連続での増加となった。

 今年の授賞式司会は、お昼のトーク番組「エレンの部屋」で知られるコメディエンヌのエレン・デジェネレスが担当。ツイッターと連動した試みや軽妙なトークで観客を楽しませ、最も人口の多い18歳~49歳の視聴率は昨年と同等だったものの、若年層の視聴率が上昇した。

 今年のアカデミー賞では、日本でも大ヒットを記録した『ゼロ・グラビティ』が監督賞を含む最多7部門で受賞。最大の目玉である作品賞は、奴隷制度をテーマにした『それでも夜は明ける』が受賞した。(編集部・福田麗)

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