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園子温『地獄でなぜ悪い』がベネチアで7分間のスタンディングオベーション!キャストも喜びあらわ

第70回ベネチア国際映画祭

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ベネチアで拍手を受ける『地獄でなぜ悪い』のキャストと監督 - 左から神楽坂恵、園子温監督、國村隼、長谷川博己、二階堂ふみ
ベネチアで拍手を受ける『地獄でなぜ悪い』のキャストと監督 - 左から神楽坂恵、園子温監督、國村隼、長谷川博己、二階堂ふみ

 映画『地獄でなぜ悪い』が現地時間29日、第70回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で公式上映された。上映後は約1,200人の観客から7分間のスタンディングオベーションを送られ、園子温監督らは「クセになりそう」と喜びの雄叫びを上げた。

公式上映&レッドカーペットも!『地獄でなぜ悪い』ベネチア映画祭フォトギャラリー

 園監督はベネチアはもちろん、これまでカンヌやベルリンなどの国際映画祭に何度も参加しているが、実は自分の作品を最後までしっかり観賞したことがなかったという。「苦しんで作った作品ばかりなので観ていられない。途中でこっそり抜け出したりしていた」と明かす。しかし、今回は最後まで着席し、観客の笑い声や熱狂を体感することができた。園監督は「程よい緊張感とともに、他人の楽しい映画みたいな感じで味わえた。こういう経験は初めて。底抜けに明るい映画を作ると自分で楽しめるんだなと再確認できた」と語った。

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 国際映画祭初参加となった主演の國村隼は「まるで舞台の最後にごあいさつするみたいに、お客さんから拍手や『良かったよ』という声を聞けて、逆にこちらがエネルギーを頂いたよう。映画祭ってすてきなものなんだなと思いました」と感慨深げ。『ヒミズ』以来2年ぶりのベネチアとなった二階堂ふみも「特別な場所にこうやって帰って来られ、(観客と一緒に観るという)ライブ感を味わえて楽しかった」と笑顔を見せた。

 同作は園監督が20年前に書いた脚本を映画化したもので、若き園監督を投影したかのような自主映画監督・平田が「映画の神様」の存在を信じて「最高の映画」を撮るまでの物語という側面も持つ。その脚本がこうして、ベネチア映画祭で日の目を見たことについて問われると、園監督は「映画の神様を欲していたけど全然現れなかった。苦労して20年かかったけど、こんなに完璧な形で実現できる日を待ってろということだったんだな」と喜びをかみしめていた。

 オリゾンティ部門の受賞結果は現地時間9月7日に発表される。しかし園監督は現在、新作『TOKYO TRIBE』の撮影中のため受賞結果を待たずに帰国する。(取材・文:中山治美)

映画『地獄でなぜ悪い』は9月28日より新宿バルト9ほか全国公開
第70回ベネチア国際映画祭は現地時間9月7日まで開催

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