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圧倒的な目力とオーラ!大注目の高橋侃

激推しスター発掘調査隊

『母性』高橋侃(たかはし・なお)【第2回:激推しスター発掘調査隊】

 次世代スターとして活躍が期待される俳優の素顔に迫る本企画。今回は、ベストセラー小説家・湊かなえ作品を原作とした映画『母性』で、田所清佳(永野芽郁)の同級生・中谷亨を演じた高橋侃さんを徹底解剖します!

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高橋侃プロフィール

生年月日:1995年10月31日
出身地:福島県
血液型:O型
趣味・特技:サッカー、水泳、スノーボード、スケートボード
芸歴:2020年10月、ドラマ「先生を消す方程式。」(テレビ朝日)で俳優デビュー。「風の向こうへ駆け抜けろ」(NHK)、「階段下のゴッホ」(TBS)、そして、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)、映画『異動辞令は音楽隊!』『あちらにいる鬼』などに出演。

PRIVATE 素顔に迫る一問一答

Q:好きな映画は?

メグ・ライアンとトム・ハンクスが共演した『めぐり逢えたら』が本当に好きです。“ザ・ラブストーリー”みたいなものがすごく好きで、幼い頃に観たことを覚えていて、今でも何回も観直す映画です。

Q:観るのは映画館派、それとも配信派ですか?

映画館でも配信でも観ます。最近は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を映画館で観ました。やっぱりいいですよね、大作を観るのは。しかも、小さなころに観ていた作品を大人になっても楽しめるというのは素敵だなと思いました。

Q:自分を動物にたとえるとしたら?

爬虫類っぽいと言われることが多いです。なかでも、ワニっぽいと言われることが多くて、口が大きいからですかね。なので、ワニと言いたいんですが、小心者なのでワニになりたいカエルで(笑)。

Q:自分の体で好きなパーツは?

手ですかね。手がちょっと小さいところが好きかもしれない。男性の中ではまれに小さいほうみたいです。

Q:休みの日は何をしていますか?

クルマでどこかに出かけることが多いですね。最近、アクティブなんです。だから、ちょっと遠くても、よっしゃ行こうかって。車で3、4時間かかってもフットワーク軽く遊びに行ってます。ちょっと田舎のほうに行ったり、神社を見に行ったり、あとはキャンプに行ったりですね。

Q:言われたいのは、カッコいい? かわいい?

カッコいいですね。男っぽいよね、と言われたいです。

Q:十分男っぽくないですか?

いえいえ(笑)。

Q:自分の性格を分析すると?

人見知りとか、小心者って思います。美容師をやっていたから、「誰とでも話したり、話しかけたりするのは得意でしょ」と言われますが、それは美容師モードになっていたから話せたという時も結構あったんですよ。だから、今も結構、気合を入れないと人と話せないです。よし、話そう! と思って話すみたいな感じがあります。美容師時代、僕のお客様はわかっていたと思います(笑)。

Q:話している時と黙っている時のギャップがありますね。

とっつきにくく見えますよね。でも、外見のイメージとは全然違います。普段の僕は、今しゃべっているこんな感じです。僕を知っている方は僕が怖いなんて思ってないんじゃないですか(笑)。怖いのはルックスだけだと思います。

Q:“侃(なお)”というお名前は少し珍しいですね。

スタンドマイクの横に立ってる「タコ」っていうと、わかりやすいって言われます(笑)。

Q:お名前の意味は?

侃々諤々(かんかんがくがく)という四字熟語から取ったと両親から言われています。「自分が正しいと思うことを堂々と主張すること」という意味で、その“侃(かん)”をとって、「なお」と読みます。役者としても、自分が思ったことをちゃんと伝えていきたいですし、思っていても伝えなかったらわかってもらえないです。伝えないと自分の実にならないので言葉を選びながら伝えて、きちんといいものをつくっていきたいと思います。

Q:憧れの俳優は?

尊敬する方々はたくさんいます。永山瑛太さんに、窪塚洋介さん、小栗旬さん、山田孝之さん、そして浅野忠信さんです。

Q:俳優をやっていく上での武器は?

役者を始めたのが遅いことだと思います。

Q:俳優になったのはいつですか?

役者を始めたのは24歳で、デビューしたのがちょうど25歳の誕生日の日。デビューして、まだ2年ぐらいです。

Q:きっかけは?

もともと、ヘアサロン「SHIMA」で3年半ほど美容師をしていました。その期間にモデルの仕事もしていて、二足のわらじを履いていたんですけど、アシスタントからスタイリストになって3か月で退社したんです。退社した時に、役者になりたいと思っていたわけではないのですが、あるファッションショーに出た時に知り合った先輩から「役者をやってみたら」と声をかけられて、それがきっかけです。

Q:最初から役者になりたいと思ったわけではないんですね。

はい。今、役者になっていることに自分が一番びっくりしてます。でも、美容という仕事をやっていたからこそ気づけることもあり、客観視できるところもあると思っています。

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MOVIEインタビュー

Q:『母性』に出演が決まった時の感想は?

廣木(隆一)監督と仕事をさせていただくのも初めてで、大作に出られるのも嬉しかったです。それに原作が湊かなえさんの作品に関われたことは心から嬉しく思いました。その分、出た以上はちゃんと爪痕を残さなくてはと思いました。

Q:永野芽郁さん演じる清佳の同級生という役どころですね?

嬉しかったですね。この映画の中で、僕が芝居をするのは永野さんとだけだったので、『母性』という作品に関わりながら、永野さんとお芝居をしている感覚でした。

Q:永野さんの印象はどうでしたか?

気さくな感じで、とても話しやすくて、僕は一緒にいてすごく楽しかったし、お芝居もしやすかったです。永野さんにすごく感謝しています。

Q:実年齢では27歳ですよね。高校生の役はいかがでしたか?

学ランは実際、高校の時にずっと着ていたので違和感はなかったです。ただ実際、僕の高校時代とは違いますね。演じたような好青年とはいえないし、ずっと部活ばっかりやっていた、サッカーにしか興味がないような高校生でした。それに、男子校だったのであまり女子と関わることはなかったから、映画の中でちょっと共学の気分を味わいました。

Q:キャラクターと似ているところは?

演じている中谷亨と通じている部分もありました。僕自身も自分が正しいと思っていることはちゃんとみんなの前で主張するようにしています。だから、役に自然と入りやすく感じたのかもしれません。

Q:今回、演じる上で大切にしたことは?

中谷亨は「まあいいか、仕方ないか」と言えるキャラクターなんです。そして、彼の「まあいいか」というセリフが、永野さん演じる清佳の救いになっていくと思います。それで清佳が変わっていくだろうと。亨のこの言葉を後々思い出して、「まあいいかと言えたら、ラクだな」とか、「なんでも良かったんだよ」なんてセリフを思い出す瞬間がある。そんな清佳を僕は受け止めようと思っていました。映画の中では2人の関係性がどういうものであって、その後、どうなっていくかを描いていない部分もあります。だから、原作を何度も読んで、感じられるように意識して演じました。

Q:劇中では描かれていませんが、清佳が亨に惹かれていく気持ちがわかるような気がしました。

少しでも感じていただけたら、嬉しいです。でも、そう演じられたのは、永野さんのおかげだと思います。本番に入る前に何気なく話をしたりして、そんな中で本当に高校生活を送っているような時間を過ごせました。2人で図書館に来ているような感覚を僕はもっていました。

Q:廣木監督の演出で印象に残っていることは?

いろいろとありますが、僕が振り返るシーンがあるんです。でも、その振り向く瞬間について細かく言われました。「それじゃあ、振り向くのがバレバレだよ」とか、「振り向くのが背中に書いてある」とか。そう見えないように演じるのって難しいですね……。

Q:できあがった作品をご覧になりましたか?

とても面白かったですね。“母性”について、すごく考えさせられました。男性だって、父であるか息子であるかってことがあると思うんですけど、そういったことも考えさせられました。僕自身も見ていて、とても影響されました。感じ方は人それぞれだと思いますけど、湊かなえさんなりの“母性”、廣木監督なりの“母性”を僕はすごく感じました。

Q:デビューしてわずか2年ほどで大河ドラマにまで出るというすごい経験もされ、なにを得たと思っていますか?

具体的になにを得たか、まだ自分ではわかりませんが、一つひとつ現場でなにかを得て着実に自分の力になっているのは感じています。

Q:30歳までにどんな俳優になっていたいですか?

今はまだ脇でお芝居をすることが多いですが、少しずつ、真ん中を張れる役者になれるよう、一つひとつの作品に集中していくことが今の自分には必要な気がしています。そうやって、いただいた仕事は100%の力でやっていく。そういったものが全てつながっていって、30歳になった時に真ん中をしっかり張れる役者になっていたいと思います。

取材・文:前田かおり 撮影:上野裕二

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【インフォメーション MOVIE INFO】

実写化もされた「告白」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」などで知られる湊かなえの小説を映画化。一人の女子高生の死を巡り、母と娘それぞれの視点によって衝撃的な事実が浮かび上がる。監督を『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一、脚本を『窮鼠はチーズの夢を見る』などの堀泉杏が担当。娘を愛せない母を『SPEC』シリーズなどの戸田恵梨香、母の愛を求める娘を『マイ・ブロークン・マリコ』などの永野芽郁が演じるほか、三浦誠己、中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央らが出演する。

映画『母性』は11月23日より全国公開

公式サイトはコチラ>

(C) 2022映画「母性」製作委員会

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