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ジュード・ロウ、ヤバすぎる祝祭の島へ…

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 ジュード・ロウ演じる主人公サムがヤバすぎる祝祭の島へ足を踏み入れ、想像を絶する体験をする姿を描いたスリリングなドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」が11月20日に日本上陸を果たす。ジュードのみならず、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのティナ役で知られるキャサリン・ウォーターストンや『007』シリーズのナオミ・ハリスなど豪華キャストが集い、製作はブラッド・ピット率いるプランBという盤石の布陣! そこに不気味な島民たちが入り乱れ……。『ミッドサマー』でカルトな祝祭の虜となった映画ファンが次に観るべき作品はコレだ!(編集部・市川遥)

【祝祭の島】オシー島の基礎知識

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 オシー島は、ロンドンから約80キロのところにあるイギリスの離島。1日2回の干潮の間だけ曲がりくねった美しい海の道が現れ、本土からオシー島へと車で渡ることができる。基本的には他の交通手段はなく、携帯の電波もほとんど届かない。つまり、干潮のタイミングを逃すと逃げ場はない。

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 全93人の島民たちは特殊なキリスト教を信仰し、この島を世界の中心だとあがめている。秋には、島を挙げての祝祭「エススと海」が行われ、魚の頭の被り物をした男たちがハサミを手に練り歩く。島の父として初代神父になったのがチャリントンという人物で、彼の血を引く者が代々島を治めている。

何もかもが異常!この島はヤバすぎる

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 そんなオシー島の少女エポナを本土で助けた主人公サム(ジュード)が、彼女を家に送り届けるため、海の道を渡ってくるところから本作は幕を開ける。島民たちは奇妙な祝祭の準備に精を出しており、一見すると牧歌的な美しい島だが、サムはどこか怯えた様子のエポナに不安をかき立てられることになる。

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 サムをやたらと島に引き留めたがる島民もいれば、彼の存在を良しとせず、あからさまに敵意を向けてくる島民も。細部に目を配れば、腹を切り開かれた動物の死がいが島の至るところに置かれ、洗面所には大量の盛り塩、切り裂きジャックの被害者の写真だらけのパブ、首吊り・焼死・溺死を好む神々に島の虐殺の歴史……と島の異常性が浮かび上がってくる。カメラはサムの視点で不可解なことばかりが起きるオシー島を映し出すため、視聴者はまるでサムと共にこの島に放り込まれたような奇妙さと恐ろしさを味わうことになるのだ。

号泣するジュード…彼はなぜこんな目に!?

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 オシー島と祝祭の全貌が明らかになっていくのと同時に、主人公サムが抱える大きすぎる闇が少しずつ暴かれていくのも本作のスリリングな点だ。島の少女を救う前、彼はなぜ森で号泣していたのか? 初めて来たはずの島にどうして見覚えがあるのか? そもそも、彼には現実と妄想の区別がついているのだろうか……? 全てが複雑に絡まり合うストーリーは予測不可能の面白さで、想像を絶する島での体験を通して自身の壮絶なトラウマと向き合うことになるサムをジュードが全身全霊で演じている。

『007』ナオミ・ハリスも島にやって来る…ジュード主演の「夏」とナオミ主演の「冬」

サード・デイ ~祝祭の孤島~

 全6話の「サード・デイ ~祝祭の孤島~」は、前半は「夏」、後半は「冬」と3話ずつの構成となっており、それぞれ異なる季節にオシー島で3日間を過ごすことになった主人公たちの恐怖が描かれる。「夏」の主演がジュード、「冬」の主演が『007』シリーズのマネーペニー役でおなじみのナオミ・ハリスだ。ナオミ演じるヘレンはコテージを予約して2人の娘たちと冬の島にやって来るが、到着するなり宿泊を拒否される。島民のよそよそしい態度に初めは人種差別を疑うが、島の恐ろしい真実に直面していくことに……。「夏」と「冬」は主演だけでなく監督やスタッフも変えて制作されており、違った視点で祝祭の島の恐ろしさ、そしてトラウマを抱えた主人公たちの奥深い人間ドラマを堪能できる。

【配信】Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
◆字幕版:11月20日(金)より毎週金曜1話ずつ更新 ※11月20日(金)~12月18日(金)第1話無料配信

【放送】BS10 スターチャンネル
◆字幕版: 12月22日(火)より毎週火曜23時 ほか ※12月19日(土)19時45分より第1話〈先行〉無料放送
※12月29日(火)は年末特別編成のためお休みとなります。 公式サイト

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