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【美少女から美女へ】独特の透明感に嘘がない!

この美少女に注目

唐田えりか『寝ても覚めても』

唐田えりか

プロフィール PROFILE

profile

生年月日:1997年9月19日
出身地:千葉県
身長:167cm
血液型:A型
趣味・特技:フィルムカメラ・音楽鑑賞・書道

芸歴:2014年にアルバイト先のマザー牧場でスカウトされ芸能界入り。2015年に大手企業CMに抜てきされ、一躍脚光を浴びた。「こえ恋」「ブランケット・キャッツ」「トドメの接吻(キス)」等のテレビドラマ、映画『ラブ×ドック』などに出演。濱口竜介監督の映画『寝ても覚めても』(9月1日公開)で初ヒロインに。また「MORE」専属モデルとしても活動中で、2017年からは韓国にも活躍の場を広げた。映画『覚悟はいいかそこの女子。』(10月12日公開)でもヒロインを務めている。

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PRIVATE 素顔に迫る一問一答

唐田えりか

Q:好きな男性のタイプは?

一緒にいて楽しい人。芸人さん、好きです。ジャルジャルさんが好きで、ネタの動画を見るのが、毎日の密かな楽しみです。

Q:好きな男性のしぐさは?

さりげない優しさ、女の子への気遣いが感じられるしぐさはいいなと思います。声フェチでもあるので、声のいい人にドキッとします。聞いていて響いてくる優しい声、耳から入って心が癒やされるような声が好きです。

Q:結婚願望は?

あります。親しき中にも礼儀ありというか、常に感謝の気持ちを忘れない夫婦がいい。夫婦がお互いに尊敬し合う、温かい家庭に憧れます。子供も欲しいし、30歳までには結婚したいです。

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Q:休みの日は?

ホットヨガに行ったり、映画を観たり、友達と遊んだり。喫茶店の中でも純喫茶の雰囲気が好きなんです、ひとりの空間にひたれる感覚が。それでコーヒーも好きになって、台本を読んだり、かわいいものを頼んで写真を撮ったりします。フィルムカメラが好きなので。

Q:食べ物を撮ることが多い?

友達を撮ることが多いですね。『寝ても覚めても』のみんなとは仲が良くて、クランクアップしてからも月に一度は会っているんです。フィルムのほとんどにみんなが写っているかも? というくらい。カメラ小僧と呼ばれています(笑)

唐田えりか

Q:好きな映画は?

韓国映画の『息もできないなど。でも、濱口竜介監督の大ファンでもあって、作品は『PASSION』とかどれも好きなんです。出ている人が本当にその役柄そのものとして映っているという凄味があります。それと最近DVDで観た『ケンとカズ』も好きです。基本はどんなタイプの映画も観ます。

Q:観客として好きな監督は?

誰だろう……やっぱり濱口さんもう“濱口愛”がハンパなさ過ぎて、本当に好きです。出演させてもらえて幸せです。やっぱりわたしって、運がめちゃくちゃ強いと思います!

唐田えりか

Q:美容面で気を付けていることは?

ホットヨガや半身浴と、デトックスを意識している気がします。新陳代謝を高めたり、汗をかくことで、自分の中の毒素も一緒に流れ出るような気がして。それがリフレッシュにもなります。

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Q:韓国と日本の仕事のバランスは?

今はCMやMV、雑誌のお仕事が中心ですが、今後は映画やドラマに出演し、韓国の作品が自分を通して日本に伝わったり、その逆で韓国の人が日本の映画を知るきっかけになったり。韓国と日本の架け橋になれたらいいなというのが夢です。

Q:野望は?

『寝ても覚めても』が特別過ぎたので、この作品のように自分にとっての転機となるような作品にまた出会いたいです。その世界にどっぷり浸かりたい。それが今、一番大きな目標です。

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INTERVIEW インタビュー 

唐田えりか

Q:『寝ても覚めても』以前は、お芝居に対して苦手意識があったとか?

モデルさんになりたくてこの世界に入りました。それで演技レッスンを受けても、これはモデルになるために必要なことだからと頑張っていたのですが、数か月して「あれ? よく考えたらこの事務所には女優さんしかいないぞ!?」って、気付くのが遅いですよね(笑)。モデルの仕事はずっと楽しく、でもお芝居は苦しくて。そのギャップに苦しみながら、さらにいろいろなワークショップを受けるようになりました。自分にお芝居ができると思っていたわけではないのですが、周りの方はお芝居を心の底から楽しんでキラキラしているのに、自分はここまでできないんだという現実を、東京へ来た翌日に突き付けられました。悔しくて、マネージャーさんの前でめちゃくちゃ泣きました。そこから1年ほどはずっと辛かったです。

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Q:この仕事を辞めようとしたことも?

あります。東京へ来るとき母に「二十歳になってもお芝居が好きになれなかったり先が見えなかったら辞めようと思う」と伝えていたので、二十歳は自分の中で大きな節目でした。あと半年で二十歳になるころ、上京して1年ほど経ったときは、現場を経験すればするほど演技に対して苦手意識が増えて。普段あまり人に相談しないタイプなのですが、珍しく母に自分から電話したんです。「もう無理だから辞めようかな」と伝えると母から「辞めたいなら辞めればいいし、帰って来たいならいつでも帰って来ていい」と言われて。あまりにサラッと言われたので逆に「あ、まだできるな」というか、「帰るところがちゃんとある。もうちょっと頑張ろう!」と思えて。その数日後に『寝ても覚めても』のオーディションがあったんです。

Q:出演が決まったときはどう思いましたか?

本当にうれしかったです。その瞬間に頭の中が真っ白になったのですが、同時に、自分はこれで変われる気がすると思いました。オーディションを終えてから脚本を読んだのですが、最初から朝子という女の子を自分として読めたんです。最初から最後まで感情移入でき、脚本を読みながら泣いてしまったのも初めてで、これは絶対にやりたいと思いました。だから結果を聞いたときは、やった! というか、やるぞ! という気持ちでした。

唐田えりか

Q:劇中で朝子の心中は詳しく説明されず、予測がつかない行動をとりますよね。それでも違和感を抱くことなく、心情に寄り添えたと?

はい。自分と似ているというか、わたしという感じで(笑)。直感で動いてしまうとか、嘘がないところはまさにそう。だから朝子の気持ちに寄り添うことは難しくなく、疑問点もありませんでした。こうするしかなかったんだろうなというか、ただシンプルに、好きなら好きで仕方がない、というふうに思えたんです。

Q:この作品で、お芝居に対する意識が大きく変わったそうですね?

そうですね。わたしはこの映画の撮影中、完全に無の状態でした。濱口監督からは「何も考えなくていいから相手のお芝居を、相手のことをちゃんと見て、聞いてください」と言われていました。ですから自分で「ああしよう、こうしよう」と考えることはなく、東出(昌大)さんをはじめとしたキャストの皆さんのお芝居をちゃんと見て聞こうとしていたんです。すると自然に、自分の中からその役柄としての感情が生まれてきました。そんなことは初めてで、なんだろうこれ? お芝居ってこういうこと!? と思い、自然と生まれる感情を大事にしたいと思ったんです。そうするうちにお芝居への苦手意識がなくなり、毎日現場で朝子としていられた気がします。お芝居の基盤を教えていただきました。

唐田えりか

Q:本格演技デビュー作でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたときはどう思いましたか?

いつか行ければいいなと漠然と思っていましたが、こんなに早く行けるとは思っていませんでした。これもまた運が強いな! と(笑)。いまだに夢見心地です。

Q:レッドカーペットで着ていた黒のドレスはどう選びましたか?

アルマーニさんのものです。スタイリストさんがいくつか用意してくださった中から、これにします! と選びました。常に大人に憧れているので、黒がいいなって。子供なんです(笑)。

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Q:レッドカーペットでの、東出さんのエスコートもステキでしたね。

東出さんは10歳年上なのですが、撮影が始まる前から今に至るまでずっと頼りっぱなしの状態です。勝手に、お兄ちゃんのように思っています。

Q:レッドカーペットの最後、階段の途中で立ち止まっていましたね。ハイヒールがドレスの裾に引っ掛かったのですか?

そうなんです。人生で次にいつ行けるかわからない大舞台でドジをやってしまって。並んで歩いていた東出さんと濱口監督に「ゴメンなさい、ゴメンなさい!」と謝ると、二人は笑って「いいんじゃない? 唐ちゃんらしいよ!」と言ってくださいました。肝が据わっているね、とはよく言われます(笑)。あまり緊張しないタイプかもしれません。

取材:浅見祥子 撮影:高野広美

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MOVIE INFO インフォメーション

『寝ても覚めても』

寝ても覚めても

第32回野間文芸新人賞に輝いた柴崎友香の小説を映画化したラブストーリー。突然行方をくらました恋人を忘れられずにいる女性が、彼とうり二つの男性と出会って揺れ動くさまを追う。メガホンを取るのは『ハッピーアワー』などの濱口竜介。主演を『聖の青春』などの東出昌大、ヒロインをテレビドラマ「ブランケット・キャッツ」などの唐田えりかが務める。ヒロインが惹(ひ)かれる二人の男性を東出が一人二役で演じる。

(C) 2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS

映画『寝ても覚めても』は9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開

Twitter:@netesame_movie Instagram:netemosametemo_movie Facebook:@netemosametemo.movie

公式サイトはコチラ>

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