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『ゴジラ-1.0』応援上映開催!堀田艦長役・田中美央「海神作戦を開始する!」実演に大盛り上がり

お手製の応援グッズで参加した堀田役の田中美央
お手製の応援グッズで参加した堀田役の田中美央

 第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の応援上映「海神(わだつみ)作戦応援乗船」が19日、TOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ梅田で行われた。

海神作戦を開始する!『ゴジラ-1.0』応援上映フォトギャラリー

 戦後、焼け野原となった日本にゴジラが現れ、戦争の惨禍を生き抜いた主人公らに襲い掛かる様を描く本作は、『ゴジラ』シリーズの70周年記念作品。今回の応援上映は同作 のロングランヒット記念とファンのリクエストに応える形で実施が決定し、同時間帯にTOHOシネマズ梅田でも応援上映が行われた。新宿では本作のメガホンを取った山崎貴監督と、同作に駆逐艦雪風の元艦長・堀田役で出演した田中美央も出席し、ファンと共に上映を楽しんだ。

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 冒頭、プロデューサーの岸田一晃が登場して応援上映の開始を宣言すると、満席の会場から割れんばかりの歓声が飛んだ。これには岸田も「元気ですね! その元気のまま上映中もお願いします!」と笑顔。客席にはゴジラの被り物やゴジラのパペットを身につけたり、堀田艦長を彷彿させる衣装を着たりと、思い思いの姿でファンが集結。ケミカルライトやゴジラのフィギュア、ゴジラの描かれた団扇を手にした観客の姿も見られ、それぞれ思いを込めてスクリーンに声援を送った。

田中美央と山崎貴監督

 「応援上映は初めて」と述べた田中は、上映前に「好きな人物が出てきたときにわっと叫んでほしいんですけど、割と僕のシーンも(叫ぶ場面が)盛りだくさんですよね。熱戦が出てきてウッとなっているシーンとか、『腹決めてください!』とか言ってほしいです。その瞬間、僕が立ち上がって(劇中のセリフである)『海神作戦を開始する!』って言いますので」とセリフに合わせてパフォーマンスを行うことも宣言。さらに、劇中の「衝撃にそなえよ!」のコール&レスポンスを客席と練習するなどして場を盛り上げる。

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 上映が始まると、冒頭、神木隆之介演じる敷島浩一が登場するシーンでは、「島かっこいい!」「目の演技がいい!」と声援が。また、生き残った自分を恥じるかように葛藤する敷島がゴジラに立ち向かうシーンでは「死ぬな」「生きろ」「お前だけのせいじゃない」と敷島をかばうファンの声も飛んだ。

 そして、田中演じる堀田艦長が登場するシーンでは、さらに割れんばかりの大歓声。田中は、事前に壇上で宣言していた通り、客席最前列中央に立ち『海神作戦を開始する!』という決めセリフをスクリーンのセリフに合わせて生実演し、この日一番とも言える盛り上がりを演出した。

 エンドロールが流れてもファンの興奮は収まらず、スタッフの名前が流れると口々に「ありがとう!」の声が。また以外な人気だったのは敷島が引き取る明子の登場シーンで、スクリーンに明子が映るたびに「明子!」とファンが声援を送る姿が印象的だった。(取材・文:名鹿祥史)

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