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山崎賢人、高畑充希から座長ぶり絶賛される「ザキヤマとは呼べませんでした」

山崎賢人
山崎賢人

 俳優の山崎賢人(※崎は「たつさき」)が10日、都内で行われた主演映画『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)完成披露試写会の舞台挨拶に登壇し、極寒の北海道ロケを振り返り「行った意味が間違いなくあった」と強調した。また、映画『ヲタクに恋は難しい』(2020)以来の共演となる高畑充希から「頼りになる座長ぶりに驚きました」と絶賛される一幕もあった。

【画像】超豪華!イベントの様子

 アニメ化もされた野田サトルの累計発行部数2,600万部を突破する人気漫画を実写化する本作。明治時代後期の北海道を舞台に、日露戦争に従軍し“不死身の杉元”と呼ばれる元陸軍兵とアイヌの少女、脱獄囚らさまざまな思惑を持つ人々が、莫大なアイヌの埋蔵金を巡り争奪戦を繰り広げるさまを活写する。壇上には山崎、高畑のほか、共演の山田杏奈眞栄田郷敦矢本悠馬工藤阿須加柳俊太郎(※「柳」は木へんに夘)、大谷亮平木場勝己玉木宏舘ひろし久保茂昭監督も登壇した。

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 主人公の杉元佐一を演じる山崎は約4,000人の観客が集まった満席の会場を見回し、「やれることは全部やりました。観てもらえればこの面白さがわかると思います。今日観た方は是非この映画の魅力を伝えていってほしいです」と感慨深げに呼びかけ。北海道でのロケを振り返り、「北海道に実際撮影で行かせてもらえたんですけど、行った意味が間違いなくあったと思います。雪の中のアクションだったり、寒い中ご飯を食べたり、行ったからこそ出せたものがたくさんあったと思います。自然の雄大さもそうですが、北海道の魅力がたくさん詰まった作品になったと思います」と話す。

 杉元と同じく金塊を狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎を演じる玉木は、そんな山崎の姿を見て「賢人君はいい意味でふわふわしていて、ものすごく大変なことをやっているのですが、力の抜けた感じがすごいなと思いました」と座長ぶりを絶賛。大がかりなアクションに取り組む姿にも感銘を受けた様子で、「賢人君にしかできないことだなって思っていました。本当にすごいことをやっていても大変だと言わないんです」と振り返る。

 一方、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助を演じた眞栄田も山崎と初日に会っていきなり雪中のアクションシーンに挑戦したといい、「(雪の環境に)慣れるまで時間がかかりましたけど、滑り止めをつけてやっていました」と回顧。山崎も「雪の中で一歩間違えると滑ったりして、剣が刺さる危険もある。緊張感のある中、演技ができたと思います」と話すなど、雪の中でのアクション撮影が過酷だったことを紹介した。

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 山崎は、高畑と映画『ヲタクに恋は難しい』以来の共演。今回は幼馴染同士の設定だったが、「充希さんとは関係性もできていてお芝居しやすかったです。クランクインが充希ちゃんと一緒で、そのシーンから杉元のキャラクターが作られていったなって思います」としみじみ。高畑も「以前はオタクのカップル役だったんです。現場で“ザキヤマさん”って呼んでいたんです。でも、今回撮影に参加すると、頼りになる座長ぶりに驚きました。ザキヤマとは呼べませんでした」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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