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「すき花」藤井風サプライズ出演の裏側 撮影は最終話放送当日!

最終回で主題歌「花」を弾き語りした藤井風
最終回で主題歌「花」を弾き語りした藤井風

 21日に放送されたフジテレビ・10月期木曜劇場「いちばんすきな花」(毎週木曜22時~)の最終回にサプライズ出演した藤井風がコメントを寄せた。藤井の弾き語りシーンの撮影は最終話放送当日に行われたと言い、プロデュースを務めた村瀬健は「藤井風さんが椿の家で歌っていたら最高だな、そして、その向こうに、この場所で過ごしていた頃のゆくえ、椿、夜々、紅葉4人の日常の姿が見えていたら最高だな、という、ふと思いついたアイデアを実現させてしまいました」と語っている。

【画像】藤井風、多部未華子、松下洸平ら最終回撮影現場の様子

 大ヒットドラマ「silent」(2022)でプロデュースを務めた村瀬健と脚本家・生方美久が再びタッグを組み、多部未華子松下洸平今田美桜神尾楓珠の4人を主演に迎えた本作は、別々の人生を送ってきた男女4人の交流を通して恋愛、友情におけるさまざまな違和感、疑問が浮かび上がっていくストーリー。15分拡大で放送された最終話では、主題歌「花」を担当した藤井風が登場する驚きの演出が。主題歌アーティストがドラマの中で、主題歌を弾き語りするという異例の展開に、SNSでは大いに沸いた。

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 本シーンの撮影には「FNS歌謡祭」や「MUSIC FAIR」「週刊ナイナイミュージック」などの番組を手掛けてきた音楽番組制作チームが全面協力。主題歌が発表された際、藤井は「この物語の主人公達(たち)は、人生の色んな答えを探している気がしました。彼らに自分を重ねることのできる人はとても多いと思うし、僕も勝手に彼らの仲間になったつもりで、一緒に答えを探しにいこうと思いました」と話していたが、ついにその“仲間”として出会う瞬間が訪れた。撮影現場に初めて足を踏み入れた藤井は主演の4人と顔を合わせると温かい拍手で出迎えられ、互いに「不思議な感じがしますね」と話しつつもすぐに意気投合した様子だったという。そして、5人は“椿ハウス”こと椿家があるセットへと移動すると、藤井が普段からライブで使用しているピアノが。リラックスした様子で藤井が椅子に腰掛け、手始めにドラマのメインテーマを演奏してみせると、セットの片隅に並んで座って聞いていた4人から歓声があがった。

 収録後には主演の4人からそれぞれのキャラクターをイメージした色の花束が藤井に手渡されるシーンも。花束を受け取った藤井は「人ごととは思えないくらい、ずっと存在してきたかのような温かい空間で弾かせていただいて、そして迎え入れていただいて幸せでした。さみしいですが、“椿ハウス”は永遠です」とコメント。

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 このサプライズ演出を仕掛けた村瀬プロデューサーは「奇跡のようなエンディングを作ることができました。言ってみるものです(笑) 藤井 風さんが椿の家で歌っていたら最高だな、そして、その向こうに、この場所で過ごしていた頃のゆくえ、椿、夜々、紅葉4人の日常の姿が見えていたら最高だな、という、ふと思いついたアイデアを実現させてしまいました。大好きなアーティストが、大好きな曲を、大好きな場所で、大好きな役者さんたちをバックに歌っている。文字通り、夢のような時間でした。このアイデアに乗ってくださり、快く出演してくださった藤井 風さん、そして、やったことのない難しい挑戦に臨んでくださった多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんに心から感謝いたします。放送当日まで一緒に作り上げてくれたチーム“すき花”の仲間たち、そして力を貸してくださった音楽班の皆さんにも感謝しかありません。みんなの力で起こした奇跡でした。『いちばんすきな花』を見てくださった方々、一人でも多くの方の心にチームみんなの思いが伝わっていたならうれしいです」と語っている。(編集部・石井百合子)

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