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元宝塚宙組トップ娘役・潤花、「相棒」で映像作品デビュー「夢かと思うほどうれしかった」

宝塚退団後、初の映像作品 - 潤花
宝塚退団後、初の映像作品 - 潤花 - (c)テレビ朝日・東映

 元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役の潤花(じゅん・はな)が、22日放送のテレビ朝日系連続ドラマ「相棒 season22」(毎週水曜よる9時~)第6話に出演することが明らかになった。6月の退団後、本作が初の映像作品となる潤花は「長年、みなさんに愛され続けてきた国民的ドラマ『相棒』からオファーをいただいたときは、夢かと思うほどうれしかったです」と心境を明かしている。

【画像】トラウマを抱えた令嬢役…「相棒22」での潤花

 警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の伝説コンビ再結成から2年目となる同シーズン。第6話「名探偵と眠り姫」は、高橋克実ふんする名キャラクター・マーロウ矢木こと矢木明が、12年ぶりに登場することでも話題となっている。

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 潤花が演じるのは、老舗デパート創業一族の令嬢・蔵本里紗。5歳の時に誘拐被害に遭遇しており、睡眠薬で眠らされて連れ去られた手口から、“眠り姫誘拐事件”として世間を騒がせた過去があった。

 事件のトラウマから自宅に引きこもりがちになった里紗は、“深窓の令嬢”として美しく成長するが、自身の婚約お披露目パーティーを前に、会場からこつ然と姿を消す。彼女の失踪とほぼ同時に、「警視庁特命係・杉下右京殿 眠り姫事件の犯人は殺された。至急真相を解明されたし」と右京への挑戦状のような情報提供が警視庁に舞い込む。捜査を始めた特命係は、会場から抜け出すのを手伝った人物が自称名探偵のマーロウ矢木だと判明する。

(c)テレビ朝日・東映

 カメラの前での演技を体験した潤花は、「現場でみなさんと作り上げる世界に身を委ねるのも心地いいんだなということを、初めて知りました。映像を作っていく過程はとても楽しかったです」と刺激を受けたという。

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 演じた里紗については「単なる“お姫様”や“お嬢様”ではありません」と表現。「幼い頃に体験した苦しさ、つらさを抱えながら生きてきた彼女は、弱さの中にも強さを持つ女性だと感じています」と分析している。

 また、演技に打ち込むことができたのは、水谷や寺脇らの温かな現場づくりのおかげだとも話しており「いろいろ質問してくださったり、何気ない会話をしてくださったりして私の緊張をほぐしてくださいました。寺脇さんのダジャレに水谷さんがツッコミを入れて、そこに高橋克実さんも加わって、カメラが回る寸前まで笑わせてくださり、こらえるのが大変でしたね。そうやってコミュニケーションの場を作ってくださったからこそ、お芝居にグッと入り込むことができました」と感謝していた。(編集部・倉本拓弥)

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