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「大奥」福士蒼汰が岸井ゆきのの心を開いた一言

福士蒼汰
福士蒼汰

 俳優の福士蒼汰が30日、渋谷・NHKホールで行われたドラマ「大奥 Season2」ファンミーティングに出席。胤篤/天璋院役で出演した福士は、愛希れいか演じる13代将軍・徳川家定や、古川雄大演じる大奥総取締・瀧山とのコミュニケーションに苦心したことを明かし、会場を沸かせた。イベントには福士、愛希、古川のほか瀧内公美(阿部正弘役)、岸井ゆきの(和宮役)、志田彩良(徳川家茂役)も出席した。

【画像】ファンミーティングの様子

 よしながふみの同名漫画を実写化する本シリーズで、福士はシーズン1で“お万の方”こと万里小路有功を、シーズン2で13代将軍・家定の正室・胤篤(天璋院)を演じるという一人二役に挑戦。同一人物でもなく血縁関係者でもない二役に、福士は「人一倍緊張と責任を感じました」と苦笑いすると、「思いのほか有功を受け入れてくださる方が多く、ここで終わった方がええんちゃうか……という気持ちと、せっかくいただいた役を全うしたいという気持ちがありました」と胸の内を明かす。

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 そんななか“お万の方の再来”という部分に惹かれ「難しさがありながら、責任感を持って演じよう」とオファーを受けたという。撮影現場では福士がムードメーカーになっていたようで、岸井は「あの『大奥』に出演すると緊張していたら福士さんとの初対面のシーンで“小っさ”と言われてびっくりしました。あれで心が開けた」とオープンな福士に魅了されたことを明かすと、福士は「思いのほか岸井さんが小さいお方だったので、つい出てしまいました」と苦笑い。

 緊張感あるシーンの連続だったなか、福士は家定とのシーンは特に意識したようで「愛希さん自身の心を含めてどうやって家定の心を砕けるか……」といろいろアプローチをしていたというが「なかなか家定も瀧山も心を開いてくれないんです」と愛希と古川を見る。

 古川は「えー、俺は心開いてなかった?」と抗議するが、福士は「事務所の方からも心を開きませんと聞いていました」とぶっちゃけて会場を笑わせる。それでも古川は「ものすごくオープンのつもりだったんだけれどな……」とつぶやき「本当に現場の空気づくりを福士くんにやっていただき助かりました」と感謝しきりだった。

 福士は、印象に残っているシーンについて「家定が胤篤に『好きだ』と伝えるところ」と回答。福士は「家定公が思っていたことを、少しずつ自分にも吐き出して、それを伝えてくれた。原作を読んだ際も自分の心に残っていたので、とても緊張感があったのですが、(愛希の)素晴らしいお芝居を受けて、気持ちよく演じることができました」と撮影を振り返った。

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 その他、瀧内と岸井が、「医療編」に登場した仲間由紀恵演じる一橋治済が印象に残っているシーンを挙げると、瀧内は「恐ろしすぎて……。仲間さんの迫力がすごかったです」とぼそり。岸井も「『幕末編』のメンバーは『医療編』の台本をいただいていなかったのですが、子供を踏んづけるシーンは『うそでしょ……』と二度見してしまいました。どのシーンも狂気だし、『思ったより退屈』というシーンで“え、まだ退屈しているの?”って突っ込んでしましました。一視聴者として楽しんだシーンでした」と発言し、会場を笑わせていた。

 本イベントの応募総数は6,341件、当選倍率は約4倍、入場者数は2,226人だった。(磯部正和)

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