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『ゴジラ-1.0』興収10億超えの大ヒットスタート!『ワンピース』の累計興収が『もののけ姫』とタイに

映画週末興行成績

初登場首位の『ゴジラ-1.0』
初登場首位の『ゴジラ-1.0』 - (C)2023 TOHO CO., LTD.

 週末映画動員ランキング(11月3日~11月5日)が興行通信社より6日に発表され、山崎貴監督、神木隆之介浜辺美波共演によるパニックムービー『ゴジラ-1.0』が初日から3日間で動員64万8,600人、興収10億4,100万円をあげる大ヒットスタートを切った。その他新作では、すみっこが好きな人気キャラクターを主人公にした劇場版アニメ第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』が2位にランクイン。トップ10のうち8作品を邦画が占める結果になった。

【画像】『ゴジラ-1.0』劇中カット

 『ゴジラ-1.0』は、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目、シリーズ70周年記念作品として制作。舞台は戦後間もない日本。今年放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」の夫婦役で注目を浴びた神木隆之介&浜辺美波が主人公とヒロインを演じるほか、山田裕貴青木崇高吉岡秀隆安藤サクラ佐々木蔵之介らが出演。『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどのヒット作を手掛け、自身も「ゴジラ」ファンを公言する山崎貴が監督、脚本、VFXを担当した。2016年に公開され、興収82.5億円を記録した『シン・ゴジラ』との初日から3日間対比では、動員114.7%、興収122.8%となった。

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 2位の『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』は、全国276スクリーンで公開され、初日から3日間で動員19万2,300人、興収2億4,300万円を記録。森の中のおもちゃ工場が舞台。しろくまやぺんぎん? らすみっコたちが、くま工場長と出会い、おもちゃ作りを体験するが、その工場にはどこか不思議なところがあった。監督を「猫のダヤン」シリーズなどの作田ハズム、アニメーション制作をファンワークスが担当。ナレーションを前2作に続いて本上まなみが務める。11月10日からは入場者プレゼント第2弾「社員証風カード」(全5種)が配布される。

 3位のアンコール上映『ONE PIECE FILM RED』は、累計成績は動員1,463万人、興収201億円を超え、歴代興収ランキングでは『もののけ姫』と並ぶ7位にまで浮上。前週公開7週目にして1位に返り咲いた『ミステリと言う勿れ』は4位にランクダウンするも、累計成績は動員328万人、興収44億円を突破している。

 今週は、オスカー女優ブリー・ラーソンが演じるキャプテン・マーベル率いるマーベルズの結成秘話を描いたヒーローアクション『マーベルズ』、小説家で弁護士の五十嵐律人が司法修習生時代に上梓した小説を永瀬廉King & Prince)主演で映画化するミステリー『法廷遊戯』、『桐島、部活やめるってよ』の原作などで知られる朝井リョウの同名小説を稲垣吾郎新垣結衣磯村勇斗らを迎えて映画化する『正欲』、松浦寿輝の芥川賞受賞作を原作に、綾野剛演じるピンク映画業界に生きる映画監督を主人公にした『花腐し』、ウイスキーづくりに情熱を注ぐ人々を描いた長編アニメ『駒田蒸留所へようこそ』などが公開される。(編集部・石井百合子)

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【2023年11月3日~11月5日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(初)『ゴジラ-1.0』:1週目
2(初)『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』:1週目
3(2)『ONE PIECE FILM RED』:66週目
4(1)『ミステリと言う勿れ』:8週目
5(5)『アナログ』:5週目
6(8)『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』:62週目
7(4)『ザ・クリエイター/創造者』:3週目
8(3)『ドミノ』:2週目
9(9)『ゆとりですがなにか インターナショナル』:4週目
10(7)『おまえの罪を自白しろ』:3週目

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