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神木隆之介『ゴジラ-1.0』完成に感慨 今度のゴジラは「見える絶望」

ゴジラと一緒に! 『ゴジラ-1.0』神木隆之介と浜辺美波
ゴジラと一緒に! 『ゴジラ-1.0』神木隆之介と浜辺美波

 俳優の神木隆之介が18日、歌舞伎町ゴジラロードで行われた映画『ゴジラ-1.0』(ゴジラマイナスワン)ワールドプレミアレッドカーペットイベントに出席。本作のゴジラと同じ全長50.1メートルのレッドカーペットを歩いた神木は「どこを見てもゴジラづくし。立ち向かった相手として見慣れた存在なので、安心して歩けました」と感想を述べていた。イベントには浜辺美波山田裕貴青木崇高吉岡秀隆安藤サクラ佐々木蔵之介山崎貴監督も参加した。

【画像】『ゴジラ-1.0』浜辺美波がキュートすぎ!『ゴジラ-1.0』レッドカーペットイベント

 『ゴジラ』シリーズ70周年を記念した本作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などの山崎貴が監督・脚本・VFXを担当。戦後まもなく、焼け野原となった日本にゴジラが現れ、さらなるパニックに陥るなか、戦争を生き抜いた人々が力を合わせてゴジラに対抗する姿を描く。

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 新宿東宝ビル前のゴジラロードに、全長50.1メートルのレッドカーペットが敷かれるなか行われた本イベント。ゴジラヘッドを前方に見ながらカーペットを歩いた神木は「車から降り立った瞬間は緊張しましたが、目の前には大きなゴジラヘッドがあり、劇中立ち向かった相手として見慣れた存在だったので、安心して立っていられました」と笑顔を見せる。

 浜辺も「こんな長いレッドカーペットは見たことがなかったので、見慣れない景色をフワフワする気持ちで歩いていたら、リングを落としてしまい、スッと緊張がほどけました。ゴジラに見守られながら歩くことができて、ホッとしています」と感想を述べる。

 ゴジラ映画70周年にして、日本の『ゴジラ』シリーズ30作目という節目の映画。そんななか大きなプレッシャーを感じながら作品に臨んだ神木。この日も堂々とレッドカーペットを歩き、キャストの真ん中に立つ姿に、吉岡は「本当に神木くんはしっかりしたなと。こんなに嬉しい日はないかもしれません。初めてお会いしたのは、彼が小学校4年生のころだったので」と感慨深げな表情を浮かべる。

 吉岡の発言に神木は「僕は大人になってからも(吉岡のことを)コトー先生と呼んでいたんです」と共演した「Dr.コトー診療所」でのエピソードを明かすと「でもこの作品から“秀さん”と呼ぶようになりました」と関係性が変わったことを嬉しそうに語っていた。

 完成した作品を観たとき、神木は「これが絶望というんだ」と感じたことを明かすと「見える絶望が、ゴジラという存在です」と述べ「そうではあるのですが、そのゴジラに立ち向かっていく人間物語を楽しんでいただけたら」と映画をアピールしていた。(磯部正和)

映画『ゴジラ-1.0』は11月3日より全国公開

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