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林遣都、舞台「浅草キッド」北野武役に「これでいいという瞬間はない」

林遣都、北野武役に「これでいいという瞬間はない。それだけの人物なんです」
林遣都、北野武役に「これでいいという瞬間はない。それだけの人物なんです」

 俳優の林遣都が7日、明治座で行われた音楽劇「浅草キッド」の取材会に出席。約1か月半の稽古を経て上演を迎えた林は「武さんを演じるうえで、これでいいという瞬間はない」と気を引き締めていた。取材会には松下優也今野浩喜稲葉友森永悠希紺野まひるあめくみちこ山本耕史も参加した。

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 本作は、ビートたけしが執筆した自伝小説「浅草キッド」を原作にした音楽劇。北野武(林)が師匠・深見千三郎(山本)と出会い、浅草・フランス座で下積み生活をして過ごした青春時代が描かれる。

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 約1か月半の稽古を経て本番を迎えた林。「(演出・脚本の)福原(充則)さんのもと、カンパニーの皆さんを信じて、助け合ってやっていきたい」と意気込みを語ると「とにかくやることがあって、やってもやっても時間が足りないです」と苦笑い。

深見千三郎役の山本耕史「本来だったら7年ぐらい(稽古が)必要」

 山本も「本来だったら7年ぐらい必要」と発言し、報道陣を笑わせると「それを1か月半の稽古でやるんだから、それは時間が足りないです。稽古が足りないというのは、どれだけやっても追いつけないというニュアンス。いくらやっても完成しないほど深い作品。でもそういうときほど、意外と一致団結するもの。きっといいものになると思う」と期待を口にしていた。

 劇中、林と山本はタップダンスを披露する場面もある。山本は「本来、7年ぐらい準備が必要なんですからね」と念を押してさらに周囲を笑わせると「でも林くんは稽古をするたびにどんどんうまくなっていくのが目に見えてわかる」と林の成長力を称賛した。

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 林は「これまでの人生で踊ったことがなかったので、リズム感から練習しました。でも僕が何か月もかけて練習したステップを、耕史さんはすぐできてしまう。毎日感動させられていますし、教わることが多かったです」と充実した日々だったという。

音楽劇「浅草キッド」の紺野まひる、松下優也、森永悠希、林遣都、今野浩喜、山本耕史、稲葉友、あめくみちこ

 いよいよ本番を迎える。林は「武さんを演じるうえで、これでいいという瞬間はない。それだけの人物なんです」と“北野武”という存在の大きさに触れると「そんな気持ちのなか、心強い皆さんと一緒だと緊張感を楽しめ、勇気をもらえる。プレッシャーを背負わず入っていけると思います」と仲間への信頼を口にしていた。(磯部正和)

音楽劇「浅草キッド」は10月22日まで東京・明治座で、10月30日から11月にかけて大阪・新 歌舞伎座、名古屋・愛知県芸術劇場 大ホールで上演

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