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神谷明『シティーハンター』続編に意欲 TM NETWORKからメッセージも

神谷明
神谷明

 声優の神谷明が9日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(公開中)の公開記念舞台あいさつに登壇。1987年のテレビアニメスタート以来、36年間に渡り主人公・冴羽リョウを演じてきた神谷は「この後もまだまだ続けたい」と続編への期待を口にしていた。舞台あいさつには伊倉一恵一龍斎春水玄田哲章らおなじみのメンバーに加え、ゲスト声優の沢城みゆき堀内賢雄こだま兼嗣総監督も参加した。

【動画】冴羽リョウを語る!神谷明インタビュー

 本作は、1985年に北条司が「週刊少年ジャンプ」にて連載をスタートした「シティーハンター」の4年ぶりとなる劇場版新作アニメーション。投与した者を超人兵士へと変える闇のテクノロジー「エンジェルダスト」をめぐり新宿の街にやってきた暗殺者たちを、冴羽リョウをはじめ仲間たちが迎え撃つ……。

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 数々のプロモーションを経て、昨日初日を迎えた。神谷は「今回の作品はいつにも増してギャグからシリアスまで振り幅が大きくなっているので、その分お楽しみいただけると思います」と胸を張ると、リョウとタッグを組む槇村香役の伊倉も「1秒も見逃せない作品になっています」とアピール。

 この日はエンディング、オープニングテーマを担当した TM NETWORK小室哲哉宇都宮隆木根尚登からメッセージが届いた。宇都宮が「世界に誇れる『シティーハンター』の最新作に参加できて本当に嬉しい。試写会に参加して、僕たちもチラッと出演していて驚きました」とコメントを寄せると、木根は「TM3人での曲の制作は、デビュー当時に戻ったような楽しい時間でした」と回顧。

 小室は「『シティーハンター』という大きなエンターテインメントに対して英知を出し尽くし、楽曲制作に集中しました。こだま総監督からも、音楽家として嬉しい言葉をいただけて、いまは安堵の気持ちでいっぱいです」と綴った。

 TM NETWORK とも長い付き合いとなる神谷。作品は“最終章”という位置づけになっているが「『シティーハンター』がここまで続けてこられたのも、たくさんの方々からの応援があったからこそ。僕たちはこの後も、まだまだ続けたいと思っておりますので、なお一層のご支援を賜りたいと存じます」と続編への意欲を見せていた。(磯部正和)

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