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バービー声優・高畑充希、米公式SNS騒動に悲痛 イベント出演辞退も考えた

高畑充希(写真は2018年撮影)
高畑充希(写真は2018年撮影)

 映画『バービー』(8月11日公開)で主人公・バービーの日本語吹き替え声優を務める高畑充希が2日、自身のInstagramのストーリーを更新。映画の米公式SNSを巡る騒動について、自身の思いをつづった。

【画像】高畑充希が声を担当する主人公バービー

 アメリカでは現在、『バービー』と同日公開となった、“原爆の父”を描く映画『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』を一緒に鑑賞しようというきっかけで誕生した造語「バーベンハイマー」(#Barbenheimer)がSNSで大流行している。

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 そんな中、『バービー』米公式X(旧Twitter)が、「きのこ雲」をポップに描いた非公式のファンアートなどに、絵文字を用いた好意的なリプライを送ったことが物議に。配給の米ワーナー・ブラザースは昨日、メディアに宛てた声明で「先の配慮に欠けたソーシャルメディアへの投稿を遺憾に思っております。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 2日開催のジャパンプレミア前にストーリーを更新した高畑は、「舞台挨拶の件、ご心配おかけしてすみません」と謝罪。「今回のニュースを耳にした時、怒り、というよりは正直、不甲斐なさが先に押し寄せてきました。先日までスペインにいたので、『Barbire』と『Oppenheimer』2作品の盛り上がりは肌で感じていました。映画界が盛り上がっていて素晴らしいな、と思いながら街歩きをしていたので、今回の件は本当に残念です」と続け、「他人事ではなく考えてもらえるにはどうしたら良いんだろう、と。声を上げ続けるしかないのかな、と。モヤモヤする中で今日という日を迎えてしまいました」と複雑な胸中を明かす。

 監督・脚本のグレタ・ガーウィグとプロデューサーのデヴィッド・ハイマンも参加するイベントへの登壇を、辞退することも考えたという高畑。「来日してくれたお2人の想い、そして私自身、このBarbireという作品自体の素晴らしさはぜひ知っていただきたいな、という気持ちを消せませんでした。なので、複雑な感情はありますが、今日一日、真摯につとめさせていただきたいと思います。様々なご意見あると思いますが、自分の言葉でお伝えしたくて。長文失礼しました」と思いをつづり、「今日来てくださる皆様、本当にありがとう。明るい気持ちで今日を迎えたかったなー、悔しいです。楽しみにしていたので、とても」とまとめた。(藤田良太)

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