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「舞いあがれ!」嫌味な同僚を好演!事務員・山田を演じる大浦千佳が気になる

(C) NHK

 現在放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)で、株式会社IWAKURAの事務員・山田を演じる大浦千佳に注目してみたい。

【画像】リアル感すごい!「舞いあがれ!」で大浦千佳ふんする山田

 連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、岩倉舞が大空に舞いあがるという夢に向かっていく姿を描く物語。ものづくりの町である東大阪や航空学校でさまざまな人との絆を育み、空への憧れを形にしていくヒロインの舞を福原遥が演じている。

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 第15週では、浩太(高橋克典)がこの世を去った後、IWAKURAをどうするべきか決断を迫られることになっためぐみ(永作博美)。一度は続けることを諦めていたが、従業員たちの工場への愛情を目の当たりにし、融資を受けている信用金庫の支店長に社長となって会社を続ける旨を告げた。そして舞も内定を辞退し、めぐみと共にIWAKURAで働くことを決めたのだった。

 そんななか、IWAKURAで働く事務員として存在感を発揮しているのが、嫌味なセリフで舞を戸惑わす山田だ。舞が昼休憩で肩をほぐしていると「そんなにしんどいですか? わたし、頑張ったぁ……っちゅうアピールかと思いました」と伝えたり、二日酔いで頭が痛いとこぼす山田に舞が「スポーツドリンク、買ってきましょうか?」と心配すると「どうせ短い付き合いやし」「一人だけ救命胴衣を着てはんのに」と突き放したりと、ところどころで不穏な空気を振りまいてきた。

 そうしたリアルなキャラクターを演じているのが、舞台を中心に活躍する大浦千佳。1988年、大阪府出身の女優で、大阪弁での含みのある物言いも板についている。劇団チーズtheaterに所属しており、今後も舞台「海と日傘」(1月25日~29日、下北沢駅前劇場)を控える。最近では、前原滉大友花恋などが出演した映画『散歩時間~その日を待ちながら~』にも参加している。

 今後、IWAKURAで本格的に働くことが始まった舞とどのような関係を築くのか。リアリティーたっぷりな大浦の演技にさらなる期待が高まるところ。(編集部・大内啓輔)

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