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『スター・ウォーズ』ジェームズ・アール・ジョーンズ91歳、ダース・ベイダー声優を引退 - 米報道

『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でのダース・ベイダー
『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でのダース・ベイダー - Lucasfilm Ltd. / 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ』シリーズでダース・ベイダーの声を担当してきたジェームズ・アール・ジョーンズ(91)が、同役から引退したと Vanity Fair が報じた。

【画像】ダース・ベイダーの声を長年務めたジェームズ・アール・ジョーンズ

 エピソード4にあたる『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)から、ベイダーに声を当ててきたジョーンズ。オリジナル三部作はもちろん、スピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)、エピソード9『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)でも同役を務めたほか、ディズニープラスで配信中のドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」にもボイスキャストとしてクレジットされている。

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 同サイトによると、ジョーンズは自身の声の権利をルーカスフィルムと「Respeecher」(アーカイブ音声とAIアルゴリズムをもとに、新規セリフを生成する企業)に譲渡。「オビ=ワン・ケノービ」におけるベイダーのセリフは、ジョーンズのアーカイブ音声をもとにAIが作り上げたものだったという。このテクノロジーは、同じくスピンオフドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の若きルーク・スカイウォーカーにも用いられた。

 ルーカスフィルムの音声編集者マシュー・ウッドは、ジョーンズにAI合成音声の技術をプレゼンしたといい、本人はベイダーの声を後世に残すことに合意。ジョーンズは「オビ=ワン・ケノービ」にアドバイザーとして参加しており、ルーカスフィルムもベイダーに関する計画をジョーンズに伝え、キャラクターを正しく描くために助言を求めたと報じられている。(編集部・倉本拓弥)

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