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上川隆也「遺留捜査」で空中ロープ20メートル移動 スーツ姿でレスキュー訓練

こなせないものはない? 「遺留捜査」レスキュー訓練に挑む糸村聡(上川隆也)
こなせないものはない? 「遺留捜査」レスキュー訓練に挑む糸村聡(上川隆也) - (C)テレビ朝日

 上川隆也主演のミステリーシリーズ「遺留捜査」第7シーズン(テレビ朝日系・毎週木曜よる8時~)の放送が14日からスタート。その第1話で、主人公・糸村聡を演じる上川が、地上約7メートルの高さに張られたロープを移動する、レスキュー訓練にチャレンジしていることが明かされた。

【画像】乗馬もこなす糸村聡

 「遺留捜査」は、事件現場に残された遺留品が持つ意味を徹底的に探り、事件を解決するだけではなく遺族の心をも救う、マイペースで型破りな刑事・糸村聡(上川)の活躍を描く人気ミステリー。第7シーズンは、今クールをもって23年半の歴史に幕を閉じる、木曜ミステリー枠のフィナーレを飾る。

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 第1話で糸村たちが追うのは、豪雨の夜に防災ベンチャー企業の社長が殺害された事件。被害者が携帯していた古びたレスキューホイッスルに注目した糸村は、手がかりを求めて同じホイッスルを使っていた消防局へ。そこで、レスキュー隊員たちのハードなトレーニングを目の当たりにした糸村が、なぜかスーツ姿のまま訓練に参加するシーンが登場する。

 上川が体験したのは、ロープを使って隣の建物へと進み、取り残された要救助者を救出することを想定した訓練。空中に張られたロープにぶら下がったまま、棟から棟へ長さ20メートルほどの距離を素早く滑走する。高さは地上約7メートル、ビルの2階~3階に相当するというが、かつて消防士役を経験し、「遺留捜査」第5シーズンではロッククライミングを経験したこともある上川は、躊躇もせずに撮影に挑み、レクチャーに当たったレスキュー隊からも驚きと称賛の声が上がったという。

(C)テレビ朝日

 また、この場面の撮影が行われたのは3月11日。“被害者の最期の声を伝える”というコンセプトで、東日本大震災直後の2011年にスタートした「遺留捜査」について、上川はかねてから「大震災の直後、役者として何ができるのかを見出しかねていた僕に、届けられる何かがあることを示してくれた作品」と特別な思いを抱いていた。当日は、上川の申し出により、現場で1分間の黙とうが行われた。「この日、人命を救う任務に当たっておられる消防局の訓練所で撮影をさせていただいたことにはとても不思議なご縁を感じました」と撮影を振り返った上川は「決して震災を忘れることはありませんが、ひときわ当時のことを思い返す一日となりました」と思いを馳せていた。上川隆也のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

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上川隆也(糸村聡役)コメント

高いところはむしろ好きなほうなので、今回のレスキュー訓練の撮影にはワクワクしながら臨ませていただきました。実は過去に一度、消防士役をやらせていただいたことがあり、懐かしさを覚える体験でもありましたが、改めてレスキュー隊の訓練の過酷さの一端を味わうことができ、とても貴重な時間となりました。

撮影当日(3月11日)はみなさんにお願いして、1分間だけですが、黙とうを捧げさせていただきました。この日、人命を救う任務に当たっておられる消防局の訓練所で撮影をさせていただいたことにはとても不思議なご縁を感じました。決して11年前の震災を忘れることはありませんが、ひときわ当時のことを思い返す一日となりました。

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