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『ソー:ラブ&サンダー』悲鳴ボイスのヤギ、参考元はテイラー・スウィフトのミームだった

ポスター左中央に写っているのが絶叫ボイスのヤギ
ポスター左中央に写っているのが絶叫ボイスのヤギ - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ソー:ラブ&サンダー』(公開中)に登場する二頭のヤギの悲鳴のような鳴き声は、人気歌手テイラー・スウィフトのミームを参考に製作していたという。タイカ・ワイティティ監督がInsiderのインタビューで明かした。

【画像】本編で叫びまくっていた二頭のヤギ

 とある惑星でソーが出会うことになる二頭のヤギ(トゥース・グラインダー、トゥース・ナッシャー)は、ソーたちが乗る船を引っ張る頼もしい存在。可愛らしい見た目とは裏腹に、「ウォォォ~!」と人間の悲鳴に近い強烈な鳴き声をあげる。

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 原作コミックにも登場するヤギだが、タイカ監督はその鳴き声がわからず、当初は鳴かない設定だったという。しかし、ポストプロダクションの関係者が、テイラーの楽曲「I Knew You Were Trouble」に悲鳴ボイスのヤギの声をミックスしたミームを発見したことで一転。製作中の映像に音声を差し込んだところ、奇跡的にマッチしたようだ。

 「CGヤギを製作した業者が、テイラーの楽曲『I Knew You Were Trouble』(ヤギのボイスが入ったファンメイド版)を鳴き声として映像に挿入したんです。それが本当に面白おかしくて」とタイカ監督は証言。「CGクリーチャーの製作具合を確認するための映像で、本編で使用するものではなかったんです。でも、あの叫び声は最高でしたね」とそのまま映画でも採用されたと話している。

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たなクセキャラとして名乗りを上げたトゥース・グラインダーとトゥース・ナッシャー。本作に出演したクリス・プラット(スター・ロード役)はワールド・プレミアに出席した際、ヤギたちが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の次回作で帰ってくると Marvel Entertainment に明かしている。(編集部・倉本拓弥)

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