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高橋恭平、芦田愛菜の貫録に“ちゃん”付けは「申し訳ない」

(左から)高橋恭平、芦田愛菜
(左から)高橋恭平、芦田愛菜

 芦田愛菜高橋恭平なにわ男子)が27日、都内で行われた映画『メタモルフォーゼの縁側』の「漫画から映画へメタモルフォーゼ!世界最速上映会イベント」に登壇。高橋は、10代とは思えない貫録のある芦田の呼び方に悩んでいることを明かし、公開相談した。この日は、宮本信子狩山俊輔監督も来場した。

【写真】芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平ら登壇!イベントの模様

 本作は、「このマンガがすごい!2019」オンナ編第1位を受賞するなど、数々の漫画賞に輝いた鶴谷香央理のコミックの実写映画化作品。人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら(芦田)と、夫を亡くし一人で暮らす75歳の女性・市野井雪(宮本)が、ボーイズラブ漫画を通じて交流を深めていくさまを描き出す。

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 年の差58歳の二人の友情を描いた本作について、芦田は「友達になるのに年の差なんて関係ないし、好きなものを好きだというのに年齢なんて関係ないと思いました。(うららと雪)二人の姿は見ていて微笑ましくて温かくて、明日も頑張ってみようと思わせてくれます」とコメント。宮本も「こんないいお話はそうそうないなと思いました」と吐露し、2011年の『阪急電車 片道15分の奇跡』以来の共演となる芦田と「楽しかったわね」を笑みを交わす。そして、「(『阪急電車』から約)10年経って、本当にいい娘さんになられて……。それがあったからこそ、うまく芝居ができたんだと思います」と過去の縁についても語った。

 うららの幼なじみ・河村紡を演じた高橋は「昨日、すっごい緊張して寝れなかったんです。今、生まれたばかりの小鹿くらい足が震えてるんで、温かい目で見ていただけたらうれしいです」と照れ笑い。「メンバーが誰一人いないのはこんなに緊張するんやと思いましたけど、現場の空気感がほんわかしていて温かかった」と回顧し、初共演の芦田に「愛菜ちゃんが、僕が他愛のない話をしたときに笑って聞いてくださるので、芝居に楽しく打ち込めたと思います」と感謝した。

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 また、「どしっとして、どっちが年上かわからないくらいしっかりしてたので驚きました」と17歳の芦田の佇まいに感心する22歳の高橋。芦田は「わたしも緊張していたんですけど、初めてお会いした時に、スタッフさんと話していらっしゃる輪に混ぜてくださって、分け隔てなく接してくださる方なんだとうれしかったです」と高橋の印象とともに喜びを口にした。

 そんな芦田に高橋は「今、愛菜ちゃんと呼んでいますが、最初に会ったときは愛菜さんと呼んでいて、言いづらくて勝手に“ちゃん”に変えたんですけど、どっちがいいですかね?」と突然質問。“ちゃん”付けにすることで「申し訳なさ」を感じ「ずっと気になっていた」そうで、芦田から「呼びやすい方で呼んでいただいて大丈夫です」と許可をもらうと、「じゃあ、“ちゃん”でいきます。スキッとしました」と晴れやかな表情を見せていた。(錦怜那)

映画『メタモルフォーゼの縁側』は6月17日より公開

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