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『劇場版 呪術廻戦 0』全米2位デビュー!ハリウッドも驚く大ヒット

全米ボックスオフィス考

全米でも大ヒット! - 映画『劇場版 呪術廻戦 0』より
全米でも大ヒット! - 映画『劇場版 呪術廻戦 0』より - (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社

 先週末(3月18日~3月20日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、日本のアニメーション映画『劇場版 呪術廻戦 0』が興行収入1,769万8,677ドル(約20億円)と予想を大幅に上回る大ヒットで初登場2位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)

『劇場版 呪術廻戦 0』フォトギャラリー

 『劇場版 呪術廻戦 0』は、芥見下々のコミックを原作にしたアニメの1年前が舞台の「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した作品。幼なじみを事故で亡くした高校生・乙骨憂太が幼なじみの呪いに苦しみ、最強の呪術師のもとで呪いを学ぼうとする姿を描く。

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 昨年4月に全米公開され、外国語映画で歴代1位のオープニング興収を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(オープニング興収2,123万4,994ドル・約24億円)にも迫る勢いであり、日本のアニメの潜在的なファンの多さはハリウッドでも驚きをもって受け止められている。なお、『劇場版 呪術廻戦 0』は日本では興収130億円を突破している。

 『劇場版 呪術廻戦 0』と映画・音楽の祭典サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)で話題を呼んだA24の新作ホラー『X エックス』という新作2本がトップ5入りしたことにより、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開14週にして初めてトップ5から陥落、6位となった。

 3週連続で首位を記録したのはDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。累計興収3億ドル(345億円)の大台を突破した。(編集部・市川遥)

3月18日~3月20日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
2(初)『劇場版 呪術廻戦 0』
3(2)『アンチャーテッド
4(初)『X(原題)』
5(4)『ドッグ(原題) / Dog』
6(5)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
7(6)『ナイル殺人事件
8(初)『ジ・アウトフィット(原題) / The Outfit』
9(初)『ザ・カシミール・ファイルズ(英題) / The Kashmir Files』
10(8)『SING/シング:ネクストステージ

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