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西島秀俊、斎藤工、玉城ティナらが強盗団に!映画『グッバイ・クルエル・ワールド』今秋公開

豪華キャスト!
豪華キャスト! - (C) 2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会

 西島秀俊が主演、斎藤工宮沢氷魚玉城ティナ宮川大輔大森南朋三浦友和らが共演する映画『グッバイ・クルエル・ワールド』が今秋公開されることが決定した。監督は『日日是好日』『MOTHER マザー』の大森立嗣が務め、高田亮がオリジナル脚本を手掛ける。

 西島、斎藤、玉城、宮川、三浦が演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功する。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が訪れ、そして、ラブホテル従業員(宮沢)、刑事(大森南朋)らを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。

 主演の西島は本作について「『グッバイ・クルエル・ワールド』はさまざまな世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れることができるのか。どうぞご期待ください」と手応え十分な様子だ。

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 また、監督の大森立嗣は、「かっこいい音楽が流れ、そして色気のある俳優たちが観たい。一映画ファンに戻ったように、スタイルジャムの甲斐(真樹)プロデューサーと企画を始めました。さて、でき上がった映画は家族愛、純愛、犯罪、友情が入り乱れ、フォード・サンダーバードで強盗し、ソウルミュージックが鳴り響く激アツ作品です。公開はもう少し先ですが、皆さま、楽しみにお待ちください!」と自信をのぞかせる。なお、本作は昨年5月から6月にかけて撮影されたという。(編集部・梅山富美子)

キャストコメント

■西島秀俊
この度、映画『グッバイ・クルエル・ワールド』に出演させていただきました。大森組に参加できたこと、嬉しく思います。『グッバイ・クルエル・ワールド』はさまざまな世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れることができるのか。どうぞご期待ください。

■斎藤工
『Goodbye Cruel World』に参加させていただき、何かが摩耗(まもう)して行く感覚と、何かが滾(たぎ)る感覚が同時に訪れていました。満ち足りた喪失と言いますか、不思議で至福な狂える時間でした。この時代、この作品が必要な方が必ずいると思われます。かく言う私はその一人でした。

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■宮沢氷魚
2020年のTAMA映画祭にて大森立嗣監督と初めてお会いしたのが全ての始まりでした。大森監督と素晴らしい共演者、スタッフさんの力を借りて、今まで誰にも見せたことない自分を表現できたと思います。制限された日々に終わりが見えない毎日が続いていますが、この作品を通して希望を持っていただけたら嬉しいです。改めて、自らの生き方を見つめ直す作品になっていると思います。ぜひ劇場でお楽しみください。

■玉城ティナ
美流として世界に居る時、とても苦しかったです。自分の居場所を見つけるのに必死で、追いかけてくるものからどうやって逃げ切るか。一息つく間もなく、生き延びないといけない。何を信じたらいいのかわからない美流の幼さと、切実さ、諦め、でも諦めたくない。世の中の矛盾。なんだか全部悔しくて、叫び出してしまいたかったです。でも、大森監督の前で脚本を声に出して読んだ時から、演じたいなと思っていました。知らない、と言い切れない彼女の生きる世界。監督、キャストの皆さんにとても助けられましたよろしくお願いします。

■宮川大輔
キャストの皆さんがとにかく豪華で……! 僕は車を運転するシーンが多かったのですが、乗せてる人はすごい方たちばかりだし、用意してもらったアメ車はブレーキが全然効かないしで、いろいろな意味で緊張して大変でした。また現場では工くん、ティナちゃんと一緒に演じる機会が多くありましたが、監督が感情を重視してくださる方で、3人のやり取りも毎回ちょっとずつ変化があり、毎回新鮮な気持ちで演じることができました。終始楽しい現場で、この役を演じることができて大変光栄です。

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■大森南朋
映画『Goodbye Cruel World』
大森組に出演した
大森です。
大森組には何度か出演しております。
大森、その度に感じます。
大森監督は
大森にだけヤケに馴れ馴れしい口調で演出をしてくれます。
大森、ありがたいです。

■三浦友和
Cruelは粗野な、荒々しい、残酷な、冷酷な、非常な、悲惨な、痛ましいなどの意味があるらしい。まさにこの意味のどこかに当てはまる人間ばかりがこれでもかと登場する物語。Cruel World 狂えるワールド こいつら狂った人間ばかりだと傍観していると次第に、あ、こいつ自分だと気付いてしまう瞬間が訪れる。それは一見、市井の人の中にいるかもしれない。

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