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北村匠海、リベンジを繰り返して『東京リベンジャーズ』公開に感無量!

北村匠海が無事公開に喜び!
北村匠海が無事公開に喜び!

 北村匠海が10日、新宿ピカデリーで行われた映画『東京リベンジャーズ』の公開記念舞台あいさつに来場し、仲間たちとの熱いきずなを積み重ねてきた撮影を振り返った。この日は山田裕貴今田美桜鈴木伸之眞栄田郷敦清水尋也磯村勇斗間宮祥太朗吉沢亮も来場した。

『東京リベンジャーズ』キャストが集結!公開記念舞台あいさつの様子【写真】

 本作は、アニメ化もされた和久井健のコミック「東京卍リベンジャーズ」を原作にしたSFアクション。どん底の生活を送っていたフリーター花垣武道/タケミチ(北村)が、ニュースで元恋人の死を知り、不良だった高校時代にタイムリープして、その死を回避すべく奮闘するさまを描き出す。

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 満席の会場を見渡した北村は「無事に公開することができました。何度も撮影が止まり、リベンジを繰り返してきた作品を、みなさんのもとにお届けできてうれしいです」とあいさつ。続いて山田も「撮影から1年半、うれしくてたまりません。(ライブビューイングで)全国からも集まってくれていると聞いて、胸にくるものがあります」としみじみ。吉沢も「この作品の熱量がもっといろんな人に広がってくれればと思います」と会場に呼びかけた。

 この舞台あいさつが上映後に行われたということもあり、各々の「エモかったシーン」を発表することに。北村は高校時代の仲間たちである“溝高五人衆”と過ごした時間を挙げて「撮影に入る前に、溝高のみんなと芝居を合わせたり、自粛に入る前は本読みが終わって飲みにいったり、家に招待したり。芝居で構成される関係性でなくて、プライベートで醸し出される関係性を作りました」と述懐。それゆえ、クライマックスで主人公と仲間たちが繰り広げるやりとりに「試写を観て、あそこが泣けました」という。磯村も「匠海の家で、みんなでゲームをしました。ものすごくオシャレな雑貨やレコードが置いてありましたね」と明かす

 ヒロインのヒナを演じた今田のお気に入りのシーンは「タケミチがめちゃくちゃケガをして、マンションの下で傷の手当をしながら会話をするシーン。そこの『だったら頑張って。10年後も一緒にいて』というセリフがグッときて、いいなと思いましたね」と振り返る。そのセリフを改めて耳にした北村は「とても幸せでした……」とかみ締めるように語り、会場を沸かせる。

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 吉沢のお気に入りのシーンは、マイキー(吉沢)とドラケン(山田)が学校に乗り込むシーンだという。「あそこのけんかがエモくて、アドレナリンがバンバン出ていた。マイキーが落とした学ランをケンチン(ドラケン)がノールックでスッと出すところ。あの距離感は打ち合わせも一切なく自然とああなったんですけど、関係性が出ていたなと。あのシーンを撮っているときはエモくなりました」と振り返ると、山田も「密かにエモく感じてくれたんだなと思って、僕もエモくなっています」とコメント。劇中同様の信頼関係を結んでいる様子の山田と吉沢だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『東京リベンジャーズ』は全国公開中

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