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佐藤健の求心力!『るろ剣』大友啓史監督が称賛

映画『るろうに剣心』の大友啓史監督
映画『るろうに剣心』の大友啓史監督

 2日、映画『るろうに剣心』シリーズ過去作一挙上映記念のイベントが新宿ピカデリーにて開催され、トークショーに大友啓史監督が登壇。約10年に渡り作品を共にしてきた主演・佐藤健の求心力を絶賛した。

【写真】佐藤健さん、あなたイケメンすぎます

 映画『るろうに剣心 最終章』は、緋村剣心(佐藤健)と雪代縁(新田真剣佑)が究極のバトルを繰り広げる原作の「人誅編」を元に実写化された『るろうに剣心 最終章 The Final』と剣心が人斬りから流浪人になるきっかけとなった雪代巴(有村架純)との過去を描いた「追憶編」を実写化した『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の二部作で展開される。

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 劇場公開前、唯一『The Final』を鑑賞できる機会を得た観客を前にした大友監督は「ずっと完成した作品を観ていただくことに恋焦がれていたので、すごく緊張しています」と語ると、第1作目が公開された当時を振り返り「僕も(NHKを退職し)フリーになった1作目だったので、とにかくいい形で着地させたいという思いだけで、先のことはまったく考えていませんでした」と胸の内を明かす。

 そんな大友監督とタッグを組んだのが主演の佐藤健だ。大友監督は「以前のイベントで健くん自身も言っていましたが、当時の22歳の彼としてみれば抜てきだったと思う。そんななか、誰も傷つかずに成功できればという思いだけで一生懸命やった結果が、こんなビッグプロジェクトになって……」と感慨深い表情を浮かべる。

 大友監督はもちろん、キャスト、スタッフ共にほぼ10年間、同じメンバーで作り上げられた映画『るろうに剣心』シリーズ。大友監督は「各部署のメンバーがみな経験を積み重ねていたので、次に進むとき、ゼロからスタートしないで済むのは大きい。なかでも、健くんの求心力は大きく、彼が衣装に袖を通している姿を見ると、僕らは自然と興奮できました」と中心に立つ佐藤の存在感を称える。

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るろうに剣心

 また大友監督は、全作で主題歌を務めた ONE OK ROCK にも言及すると「彼らはアーティストであり、映画に合わせてこうしてほしいという人たちではない。信頼関係はゆるぎないです」と最大級の賛辞を送ると「ワンオクは大切なパートナーです」と語った。(磯部正和)

『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日公開

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